未経験から海外寿司職人へ。~22歳・料理経験ゼロから、タイの寿司店立ち上げメンバーになった卒業生の挑戦~
「海外で働きたい」
「何か手に職をつけたい」
「でも、自分にできるのか分からない」
そう感じながらも、一歩を踏み出せずにいる人は少なくありません。
今回ご紹介するのは、飲食人大学 東京校卒業生・村野真和さん。北海道出身、料理経験ほぼゼロの状態から寿司の世界へ飛び込み、卒業後はタイ・バンコクの寿司店立ち上げメンバーとして海外で活躍している卒業生です。
「海外で働くなんて、特別な人だけの話だと思っていた」
そう話していた村野さんは、なぜ寿司職人という道を選び、なぜ未経験から海外で働くまでに成長できたのでしょうか。
そこには、飲食人大学での“現場実践”を重視した3ヶ月間がありました。
「やりたいこと」を探していた学生時代
村野さんは、台湾の大学へ進学後、さまざまなアルバイトを経験してきました。
そば屋のホール、アクティビティ施設、アパレル販売、フレンチレストランサービス。
その中で、「人を喜ばせる仕事がしたい」という思いが少しずつ強くなっていったといいます。
特に飲食業では、お客様の反応を直接見ることができる。
「ありがとう」や「美味しい」という言葉が返ってくる。
その体験が、将来の仕事観を大きく変えていきました。
しかし当時は、まだ明確な将来像があったわけではありません。
「海外にも興味がある。でも、自分が何を仕事にしたいのかは決まっていなかった」
そんな状態だったと振り返ります。

「タイで寿司職人をやらないか?」人生を変えた一言
転機になったのは、知人からのある誘いでした。
「タイで寿司職人をやらないか?」
当時の村野さんは、中国語を学んでいたものの、寿司や調理の経験はほぼゼロ。包丁もほとんど握ったことがありませんでした。
それでも、
- 海外で働いてみたい
- 手に職をつけたい
- AI時代でも代替されない仕事をしたい
という思いが重なり、「まずやってみよう」と決断したといいます。
不安は当然ありました。
それでも、「不安よりも面白そうが勝った」と笑います。
なぜ飲食人大学だったのか
寿司職人を目指すと決めた村野さんは、本気で成長できる環境を探しました。
その中で出会ったのが、飲食人大学です。
魅力を感じたのは、単なる寿司学校ではなく、
- 寿司技術
- メニュー開発
- 実践型授業
- 提供実習
- 人間力教育
まで含めて学べる点でした。
特に印象に残ったのは、「現場」に近い環境だったといいます。
飲食人大学では、実技が授業全体の8割以上。420時間という短期集中型のカリキュラムの中で、約40種類の魚を扱いながら、反復練習を徹底します。
単に握りだけを学ぶのではなく、
- 魚を捌く
- コースを構成する
- 一品料理を作る
- 提供する
- オペレーションを回す
ところまで学ぶ。
「ここなら本当に現場に立てるようになるかもしれない」
そう感じたことが、入学の決め手になりました。

想像以上に濃かった3ヶ月
しかし、実際に始まった学校生活は、想像以上に厳しいものでした。
朝6時からアルバイトをし、その後授業へ。さらに授業後も系列店舗で働く。そんな生活を続けていたといいます。
最初は、包丁を持つことにも慣れていませんでした。
特に苦労したのは、魚を捌く技術です。
飲食人大学では、「捌く力」を最重要視しています。
毎日のように魚を捌き続け、同じ作業を何度も繰り返す。
最初は鯵の三枚おろしに10分近くかかっていたそうですが、卒業時には約5分まで短縮。
「急にできる瞬間が来るんです」
最初は感覚が分からない。
でも、反復を続けることで、ある瞬間に一気につながる。
その経験が、自信へ変わっていきました。

一番成長した「提供実習」
村野さんが、特に成長を感じたのが「提供実習」でした。
提供実習とは、2ヶ月間の反復練習を終えた生徒が、おまかせコースの考案から仕込み、提供までを行う実践授業です。
ただ寿司を握るだけではありません。
- コース構成
- 食材の仕入れ
- 原価計算
- 食材ロス管理
- チーム連携
- 接客
まで、実際の店舗営業に近い形で学びます。
村野さんは、この授業を通じて、
「“作るだけ”では通用しない」
ということを強く実感したそうです。
お客様を喜ばせるには、技術だけでは足りない。
スピード、段取り、気配り、空気感。
すべて含めて“職人”なのだと学びました。
卒業後、タイ・バンコクへ
卒業後は、渋谷の店舗で経験を積み、その後タイ・バンコクへ。現在は寿司店の立ち上げメンバーとして働いています。
海外の現場で求められるのは、
- スピード
- 綺麗さ
- 段取り
- チームワーク
- 気配り
だといいます。
飲食人大学で叩き込まれた基礎が、今まさに現場で活きている。
特に「限られた時間から逆算して動く感覚」は、海外の店舗運営でも大きな武器になっているそうです。
現在はグランドオープンに向け、現地のお客様に合わせたサービスづくりにも取り組んでいます。
「海外は、特別な人だけのものじゃない」
現在、海外で寿司職人として働く村野さんですが、最初から自信があったわけではありません。
だからこそ、これから挑戦したい人へ、こう語ります。
「海外は特別な人だけの場所じゃない」
「最初からできる人はいない」
「まずやってみることが大事」
厳しい3ヶ月ではあったものの、「確実に成長できる時間だった」と振り返ります。
未経験からでも、“現場に立てる”技術を
飲食人大学では、
- 約40種類の魚を扱う反復実習
- 実技8割以上の現場型授業
- 提供実習による営業経験
- 一品料理・コース構成まで含めた教育
を通じて、“現場に立てる寿司職人”の育成を行っています。
未経験からでも、本気で取り組めば、人生は変わる。
村野さんの挑戦は、そのことを証明しています。
あなたも、自分の可能性を、3ヶ月で大きく変えてみませんか。
