寿司職人の学校、学費はどれぐらいかかる?どの部分を比較して決めるべき?
寿司職人の学校に通いたい!
寿司職人になるためには、何年もの修行が必要だと思っていませんか?昨今では、寿司職人を目指す人に向けた専門学校が多く展開されています。寿司職人の専門学校では、未経験から数カ月で寿司職人としてのスキルを習得できるのが魅力です。
また専門学校はコースやカリキュラムによって学習内容や学費が異なるため、ライフスタイルやキャリアプランに合った学校選びが大切です。学校ごとの学費を比較しながら、自分にピッタリの施設を見つけていきましょう。
今回は、寿司職人の専門学校で学ぶ内容や、学費の相場などをご紹介します。「キャリアチェンジをして違う人生を歩みたい」「将来のために専門的なスキルを身につけたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
寿司職人の学校で学ぶ内容とは
ここでは、寿司職人の学校で学ぶ内容についてご紹介します。寿司職人の学校と聞くと「ひたすらに寿司を握る練習をするの?」とイメージするかもしれませんが、寿司職人に必要な能力は調理技術だけではありません。寿司職人の学校で学べる内容を知り、通学のイメージを広げていきましょう。
寿司や和食に関する調理技術
寿司職人の学校では、寿司や和食に関する調理技術を学びます。寿司職人の仕事にはさまざまな雑務があるとはいえ、もっとも重要な業務は寿司・和食の調理です。寿司職人の学校では、素材の切り分け方や握り方だけではなく、包丁の研ぎ方や米の炊き方までも習えます。
学校によっては、課外学習として実際に寿司屋の現場で実践経験を積ませてもらえることも。とくに通学期間が短い学校では実践的な授業を重視している傾向にあります。多くの学校では現役の寿司職人を講師に招いているため、本格的な調理技術を学べるのが魅力です。
接客マナーや栄養学
接客マナーや栄養学も、寿司職人の学校で学べる内容に含まれます。とくに3カ月以上の学習期間を設定している学校では、栄養学を含めた座学もしっかり学べるケースが多いでしょう。学校で身につけた栄養学は、お客様へのより上質な接客やメニューの提案につながります。
将来的に自分でお店を持つことを検討している人や、コミュニケーション能力に自信がない人にとっては、接客マナーの授業は大きな価値を持ちます。寿司職人の仕事にはお客様との会話や対話も含まれるため、基礎的なマナーや話術を得ることはビジネスの成功に直結するのです。
メニューやコースの構成
寿司職人の学校では、オリジナルメニューやコースの構成・制作も授業に含まれます。とくに個人店では、リピートしてくださるお客様を飽きさせないために、シーズンに応じたコースやオリジナルメニューの考案が求められます。
メニューやコースの構成・作成は総合的な能力が問われるため、通学期間の大詰めのタイミングでおこなわれる傾向に。調理技術・栄養学・独創性・美的センスなど、学校で養った能力を生かしながら自分らしいメニューの提案にチャレンジします。
寿司職人の学校の学費|相場はどれぐらい?
ここでは、寿司職人の学校における学費の相場をご紹介します。一つの寿司職人の学校のなかでもコースや学習期間によって学費が異なる点に留意しましょう。全体的な相場を把握しておくと、自分が学びたい内容とのコストパフォーマンスも判断しやすくなりますよ。
入学金として15〜18万円程度の費用が必要
寿司職人の専門学校では、授業料とは別に入学金が必要です。入学金の目安は15~18万円程度となっており、内訳も学校によって異なります。以下に、代表的な寿司職人の学校における入学金を記載します。
- 飲食人大学……0円
- 寿司職人養成学校|東京すしアカデミー……165,000円
- 東京すし和食調理専門学校…… 200,000円
- 寿司職人専門学校……49,500円
- 東京すし学校……60,000円
- なでしこ寿司スクール……100,000円
- SUSHI LABO COLLEGE……120,000円
情報は2024年時点の内容となりますので、入学を検討の際は最新情報をご確認ください。また学校によっては、全体の学費に入学金や施設費用が含まれているケースも珍しくありません。
学費は期間や頻度によって異なる
寿司職人の学校における学費は、通学する期間や頻度によって異なります。たとえば同じ学校でも、平日コースか週末コースかによって学費が変わる点に注意しましょう。また昼間のコースであっても、6カ月コース・12カ月コースなどの期間によって内容や学費が異なる場合もあります。
学校によっては、期間ではなく授業(講座含む)の回数によって金額が設定されている場合も。入学金や授業料とは別に、材料費や制服費用などが必要になる場合もあるため、検討しているコース金額の内訳をしっかり確認しましょう。
週に5回で2カ月のコース|70万円~
週に5回で2カ月のコースでは、70万円からが相場となっています。
短期間に集中的に技術を習得するため、学校や会社の長期休みや有休を利用することで、現実的に通いやすいコースといえます。スピード感のあるキャリアチェンジをかなえたい人にはとくにおすすめのコースです。
週に3回で半年間のコース|130万円~
週に3回で半年間のコースでは、130万円からが相場となっています。
授業時間によっては会社員との両立は難しい場合がありますが、パートやアルバイトをしながら生活を維持しつつ通いやすいコースといえるでしょう。また半年の学習期間があるため、職場訪問や面接のサポートなど、調理や座学以外の幅広い内容も学習できるでしょう。
1回2時間、合計50回のコース|50万円~
1回2時間、合計50回のコースでは、約50万円からが相場となっています。
忙しい人でも継続的に通いやすい内容となっており、「週末のみ」や「平日の夜間のみ」などのコースが展開されている学校が多くあります。学校や仕事の帰りや休日に通学できるため、現在のライフスタイルを維持しながら無理のない学習が可能です。
寿司職人の学校を選ぶときの比較ポイント
ここでは、寿司職人の学校を選ぶ際の比較ポイントをご紹介します。寿司職人の注目度が上昇している昨今では、バラエティーに富んださまざまな学校が展開中です。学校ごとの授業内容や特徴を見比べながら、自分にぴったりの学校を見つけていきましょう。
学費|安ければいいわけではない
寿司職人の学校を選ぶ際は、学費の安さだけで選ばないように注意してください。なぜなら学費が安い学校では、基礎的な調理技術しか学べなかったり、座学が不足していたりなどの懸念があるからです。金額だけでなく、授業の内容や質を重視するように心がけましょう。
講師の指導力|スキルが低い講師は避けよう
寿司職人の学校を選ぶ際に気をつけたいポイントが、講師の指導力です。学校選びでは公式のホームページを閲覧し、講師の経歴やスキル、資格などをチェックしてください。とくに講師の詳しいプロフィールや名前が記載されていない学校は要注意です。
就業サポート|卒業後の進路を考えられる方が安心
寿司職人の学校を選ぶ基準として、就業サポートの有無が挙げられます。サポートが充実している学校では、提携店への就職支援や、キャリア相談窓口などが展開されているのが魅力です。また海外就労に特化している学校では、英会話レッスンやビザ申請のサポートなどもおこなわれています。
寿司職人になるための専門学校なら「飲食人大学」
今回は、寿司職人の学校で学べる内容や、学費の相場などをご紹介しました。専門学校の大きな魅力として挙げられるのが、何年にも及ぶ長期間の修行が必要ないことです。多くの学校では、3カ月〜半年程度の短い期間で寿司職人として必要な能力を身につけられます。
寿司職人の学校のなかでも「海外で活躍できる職人になりたい」と思っている人におすすめなのが、飲食人大学です。飲食人大学では「海外就労コース」を備えており、海外移住や開業のサポートをおこなっています。ぜひこの機会に、無料資料請求やオンライン学校説明会を活用してみてくださいね。