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ポールダンサーから寿司職人へ!大阪・京橋「Rising」にて唯一無二の挑戦をする西崎美智留さんの夢とは。

西崎美智留さん(にしざき・みちる)

高校卒業後、フレンチレストランでの修業を経て、自らのカフェを営んだ西崎さん。偶然出会ったポールダンスに夢中になり、プロとして活躍するも、「再び飲食の道に戻りたい」と一念発起。経験豊富な彼女が、再出発の地で見つけた新たな道とは?唯一無二のエンターテインメント空間を作り出した彼女の物語に迫ります。

《経歴》
1999年3月 高校 卒業
1999年4月〜 サロンドテ銀木犀(フレンチレストラン)に就職
2002年4月〜 コーヒーショップに転職
2007年1月〜 カフェ開業
2016年7月〜 ポールダンサーとして活躍
2018年7月〜 大阪・京橋「Rising」開業
2024年6月 飲食人大学(大阪校)寿司マイスター専科で修業
2024年8月〜 大阪・京橋「Rising」をリニューアルオープン

フレンチレストラン勤務、カフェ経営、そしてポールダンサーへ転身。

——飲食人大学に入学されるまでの経緯を教えてください。

高校卒業後、フレンチレストランに就職し、その後、自分でカフェを開きました。25歳でオープンしてから約10年ほど続けていたのですが、さまざまな事情で閉店することになりました。

その後、ポールダンスと出会い、8年間ポールダンサーとして活動しながら、お店も経営していました。しかし、引退を考えたときに「やはり飲食業に戻りたい」という思いが湧いてきました。

食べ物の中でお寿司が一番好きなので、「どうせなら一番好きなものを提供したい」と思い、お寿司の勉強をするために学校に通うことを決めました。

——ポールダンスとの出会いについてお聞かせいただけますか?

きっかけはYouTubeの動画ですね。最初はポールダンスに少しセクシーなイメージを持っていましたが、「ポールスポーツ」という大会の動画を見て、すごく魅了されました。もともと体を動かすのが好きだったこともあって、「自分にどこまでできるのか挑戦してみたい」と思い、体験レッスンを受けてみました。そして、ポールダンスを仕事にできるとわかった時、猛練習を始め、ポールダンサーとしてやっていこうと決心しました。

——寿司職人を目指すにあたって、「飲食人大学」で学ぼうと思った理由を教えてください。

もともと、当店の常連のお客様の中に、飲食人大学に通われた方がいらっしゃいました。最初はその話を軽く聞き流していたのですが、その方が3ヶ月後に卒業されて、そのままお寿司屋さんに就職されたと聞き、「本当に3ヶ月で寿司職人になれるんだ」と衝撃を受けました。お客様からは、「飲食人大学は通常1年や2年かけて学ぶ内容を端折るのではなく、3ヶ月間にぎゅっと濃縮して学ぶので、とても濃厚で厳しいカリキュラムだった」とおっしゃっていました。私自身、時間を無駄にするのが嫌いなので、短期間で集中して学べるのは理想的だと感じ入学を決意しました。

「飲食人大学」での出会いが私の財産に!

——実際に「飲食人大学」に入学してみて、いかがでしたか?

とても楽しかったですし、魚の扱い方やお寿司に関する知識など、多くのことを学ぶことができましたが、私が一番良かったと思うのは「出会い」ですね。いろいろな生徒さんたちと出会えたことは、私にとって非常に大きな財産になりました。

——どのような方との出会いが印象に残っていますか?

私は3ヶ月間、仕事をしながら学校に通っていたので、睡眠時間もほとんど取れず、とても大変でした。しかし、同じように仕事をしながら通われていた女性の方がいて、その方が一生懸命頑張っている姿を見て、「私も弱音を吐いていられない、負けていられない」と思えました。その方の存在があったからこそ、最後まで頑張れました。

また、同じ年齢で自営のお店を経営されている方とも出会いました。今でも連絡を取り合い、お互い励まし合いながら相談できる関係が続いていて、とても感謝しています。

——飲食人大学には未経験から寿司職人を目指す方が多く在籍していますが、調理経験者としてどのように感じましたか?

正直、最初は経験者かどうかは見ていれば分かりました。しかし、1ヶ月、2ヶ月と経つうちに、未経験の生徒たちがものすごい勢いで成長していくのを目の当たりにして、本当にすごいなと感心しました。「こんなに上手くなっているんだ」と驚かされることが何度もありました。

——授業の中で強く印象に残っていることはありますか?

質問をすると、先生がとても丁寧に答えてくださったことが印象に残っています。魚をさばいている時にわからないことがあったら、「これがこうだから、こうなるんですよ」といったように、理論的にわかりやすく教えていただけました。その丁寧な指導が本当にありがたかったです。

だからこそ、「疑問があったら、遠慮せずに質問するべきだな」と強く感じました。

ポールダンスとお寿司の融合!唯一無二のエンターテインメント空間へ。

——飲食人大学「卒業後の進路」を教えてください。

もともと学校に通っている間も、ポールダンサーとして自分でお店を経営していました。卒業を機にポールダンサーを引退し、現在はお店を改装して、そのままお寿司を提供しています。

ダンサーたちには引き続き毎日お店で踊ってもらい、私はお寿司を握っています。役職としては経営者兼寿司職人という形です。

――お店の特徴やこだわりについて教えてください。

お寿司を食べることができ、ポールダンスを見ることができ、お客様同士でおしゃべりを楽しんだり、カラオケも歌えたりと、1軒で2〜3店舗分の楽しみが味わえるのがウリです。ご来店いただいたお客様に、「楽しかった、また来るね」と言ってもらえることが、一番大切だと思っています。

お寿司のメニューについては、私一人で全ての業務をこなすため、種類を多く揃えるのは難しいですが、人気のある定番メニューはしっかり用意し、自分が好きでどうしても提供したい太刀魚とハマチ、キンメダイなども揃えるようにしています。また、常連のお客様からのリクエストにはできる限り応えたいと思っています。

——飲食人大学の学びの中で、今の仕事に活かせていることはありますか。

やはり、魚のさばき方やお寿司の握り方ですね。学校では握るスピードや時間を測りながら練習したので、それが非常にためになっています。

——西崎さん自身の仕事のやりがいや、大切にしていることを教えてください。

日々成長を感じられることがやりがいです。例えば、昨日より魚をさばくのが1分早くなったり、お客様に提供するスピードが少しでも早くなるように努力しています。そして、昨日よりも美味しいものや良いものを提供できるように、日々の成長を自分自身でも楽しんでいます。

学費以上の価値がここに。本気で挑む人へのおすすめしたい。

——今後の夢や目標について教えてください。

お店がもっと有名になって、認知度を上げて、たくさんの方にお寿司を食べに来ていただけたらと思います。そして、その流れでポールダンスも見ていただき、ポールダンスの素晴らしさを知ってもらえればいいなと考えています。

——最後に、入学を検討されている読者にメッセージをお願いいたします。

仕事をしながらの勉強は正直大変ですが、3ヶ月という明確なゴールが見えているので、その期間だけ一生懸命頑張れば乗り切れると思います。気合と根性があれば大丈夫です。

学費が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は決して高いとは思っていません。それ以上の価値があると感じています。本気で考えている方には、ぜひ入学をおすすめします。

店舗情報

【店名】Rising(らいじんぐ)

【住所】大阪府大阪市都島区東野田町3-12-11 日祥ビル4F

【問合せ】06-6585-0708

【営業日】火・水・木・金・土・日曜日

【営業時間】17:30〜23:30

【定休日】月曜日

【URL】https://www.instagram.com/rising_osushi

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