サッカー選手から寿司職人へ転身!東京・馬車道「鮨つぐ」にて夢を追い続ける森永将斗さんの姿勢とは。
森永将斗さん(もりなが・しょうと)
福祉の仕事をしながら社会人サッカー選手として活動していた森永さんですが、ある日突然、寿司職人への道を決意。飲食人大学での3ヶ月間の濃密な学びを通じて、彼はどのように成長し、今の仕事に活かしているのかについて伺いました。
《経歴》
2020年3月 私立高校 卒業
2020年4月〜 介護福祉事業会社に就職
2020年4月〜 社会人サッカーチームに所属
2024年6月 飲食人大学(東京校)寿司マイスター専科で修業
2024年7月〜 東京・馬車道の正統派江戸前鮨「鮨つぐ」で勤務
サッカー選手引退後、新たな目標を見つける。
——飲食人大学に「入学されるまでの経緯やご経歴」を教えてください。
前職では福祉関係の仕事に従事しながら、社会人サッカー選手として活動していました。実は、福祉の仕事はサッカーを続けるための手段という側面が強かったです。しかし、年齢的にサッカーを続けることが難しくなってきたと感じ、選手としての道を引退することを決意しました。
その後、人生の新たなステージとして、寿司職人になることを決心しました。
——なぜ、寿司職人になろうと思ったのですか?
テレビで飲食人大学の特集を見て興味を持ち、入学を決意しました。職人という道に魅力を感じ、今度は寿司職人として活躍したいと考えたからです。
魚の捌き方から握り方まで。寿司職人の基礎を徹底的に。
——実際に「飲食人大学」に入学してみて、いかがでしたか?
自分自身、包丁を握った経験もほとんどなく、最初は難しいことばかりで大変でした。しかし、3ヶ月経った今では大きく成長できたと実感しています。
——授業の中では、具体的にどのようなことを学んだのでしょうか。
魚の捌き方から寿司の握り方まで一通り学びました。3ヶ月という短い期間でしたが、非常に濃密な経験をさせていただきました。
——飲食人大学のカリキュラム内容はいかがでしたか?
本当に3ヶ月で寿司職人になれるのか、最初の1ヶ月は不安もありましたが、日を重ねるごとに上達を実感できました。実際、ここまでできるようになるとは思っておらず、驚きです。
1からスタートできたことが大きな強みに。
——飲食人大学「卒業後の進路」を教えてください。
現在、横浜にある「鮨つぐ」で修行中です。大将の下で2番手として働いています。
営業前は大将と一緒に仕込みを行い、営業中は主に焼き物を担当しています。また、少しずつ寿司を握る練習もさせていただいています。
——飲食人大学の学びの中で、今の仕事に活かせていることはありますか?
飲食人大学で学んだことは全て役立っています。0からではなく、1からスタートできたことが大きな強みになっています。大将からも基礎から教える必要がないため、指導しやすいとよく言われます。
——今の仕事のやりがいや、仕事において大切にされていることを教えてください。
お客様から「美味しい」という感想をいただけるとうれしいです。
「なんとかなる」を信じて。行動こそが未来を変える!
——今後の夢や目標について教えてください。
将来的には独立して自分のお店を持ちたいと考えています。そのために日々経験を積んでいます。時期はまだ未定ですが、現在働いているお店のような、カウンター席でおまかせコースを提供する形式を考えています。
——最後に、入学を検討されている読者にメッセージをお願いいたします。
未経験でも本気で取り組めば、3ヶ月で驚くほど成長できます。入学を検討されている方は、ぜひチャレンジしてみてください。
私は23歳ですが、これまでの人生で「なんとかなる」と思って過ごしてきました。人生は案外どうにかなるものです。まずは行動してみることが大切だと思います。
店舗情報
【店名】鮨つぐ(すしつぐ)
【住所】神奈川県横浜市中区住吉町5-57-2 TY2階
【問合せ】045-225-9117
【営業日】火・水・木・金・土・日曜日
【営業時間】17:30〜23:00
【定休日】月曜日・第3日曜日