「海外移住はやめとけ」と言われる理由|海外移住の魅力と現実を解説!
海外移住したいけど不安…
「自分らしい人生を楽しみたい」「今とは違う生活で新しい自分に出会いたい」。そんな気持ちを抱く人たちの選択肢として挙がるのが、海外移住です。日本を離れ異国の地で暮らすことは、まさに新しいライフスタイルの実現といえるでしょう。
しかし海外移住について検索をしてみると、「海外移住はやめとけ」「日本にいたまま努力したほうがいい」などの声も。一見するとキラキラして見える海外移住後の暮らしですが、実際にはさまざまな注意点や懸念点が存在しています。
今回は「海外移住はやめとけ」と言われる理由や、海外移住の現実などをご紹介します。海外移住は旅行とは異なり、生活費・仕事・文化・言語など多くの課題があるものです。自分の夢や情熱と現実を照らし合わせつつ、後悔のないライフプランを考えていきましょう。
「海外移住はやめとけ」そう言われる理由
ここでは、海外移住を「やめとけ」と言われてしまう理由をご紹介します。海外移住した人を見ていると、自分らしく輝かしい毎日を送っているようにも見えますよね。SNSで見ただけではわからない海外移住のリアルを知り、人生設計に役立てていきましょう。
言語の壁が想像以上に高い
「海外移住はやめとけ」と言われる理由として、言語の壁が想像以上に高いことが挙げられます。日本人は義務教育で日常生活レベルの英語力が養われているはずですが、実際にコミュニケーションに活用できている人は少ないですよね。
日本の英語教育は海外と比べ、リスニング力やスピーキング力を育てる機会が少ない傾向があります。その結果、実践的な英語力が身につきにくくなってしまうのです。ドイツ語や中国語など、義務教育では習わない言語であればなおさらです。言語の壁によるコミュニケーションの不備は、生活に大きな不便をもたらします。
数カ月で刺激がなくなる
数カ月で刺激がなくなってしまうことも、「海外移住はやめとけ」と言われる理由です。新しい人生の過ごし方を探している人にとって、「海外移住」はワクワクする言葉ですよね。しかし海外移住の現実は、日本と同じ「日常生活の連続」です。
移住したばかりの頃は目に映るものすべてが新鮮で、挑戦や発見ばかりの刺激的な日々を送れるでしょう。しかし環境に慣れてくると、そこに広がるのは見慣れた景色と当たり前の毎日。目標や情熱がない状態で海外移住をしただけでは、人生を劇的に変えることは困難なのです。
治安が悪いところが多い
「海外移住はやめとけ」と言われる理由の一つが、海外の治安の悪さです。日本は世界的に見てもトップクラスの治安の良さを誇る国といわれています。海外移住を考えた際、地球上のほぼすべての国において、日本よりも犯罪被害のリスクが高まります。
海外の多くの国では、女性が夜に一人で歩きづらいことが多く、強盗やスリ、恐喝、暴行、性犯罪など、あらゆる犯罪が日本よりも身近です。特に女性が単身で海外移住をする際は、比較的安全な国を選んだとしても、日常的に犯罪を警戒する日々になるかもしれません。
日本の清潔さと比べてしまう
日本の清潔さと比べてしまうことも、「海外移住はやめとけ」と言われる理由の一つ。日本の衛生観念は、治安と同様に世界トップクラスです。私たちが普段から当たり前のものとしている清潔なトイレや飲食店は、海外では決して当たり前ではありません。
国によっては、ウォシュレットはおろか水洗トイレがないのが当たり前だったり、飲食店では当然のように虫が飛んでいたり。都市部ですらインフラが整備されていないケースも珍しくありません。特に住居における衛生面の不満は、日々のストレスに直結するでしょう。
需要がない仕事だと稼ぐのが大変
「海外移住はやめとけ」と言われる理由として、需要がない仕事だと稼ぐのが大変であることも挙げられます。国によっては、日本を含む外国からの移住者に対して、選択する職業によるビザの優遇制度を設けています。
言い方を変えれば、該当の国でニーズが低い仕事を希望する人は、歓迎されにくいということです。また国ごとの業種のニーズはそれぞれ異なります。需要の低い仕事を志して海外移住をしてしまうと、報酬に結びつきにくく継続が困難になるでしょう。
日本に戻った後の再就職が大変
日本に戻った後の再就職が大変であることも「海外移住はやめとけ」と言われる理由といえます。海外に永住するつもりで渡航しても、仕事や環境などの事情から帰国せざるを得ないケースもあるでしょう。
夢に挑戦する姿勢はもちろん評価されるべきですが、挫折して帰国したという事実は再就職においてはマイナスイメージになる可能性があります。とはいえ海外移住の経験は大きな財産であるため、再就職の際は行動力や挫折から得た教訓などを上手に伝えれば、自分ならではの価値をアピールできるでしょう。
結局日本人村に所属することになる
「海外移住はやめとけ」と言われる理由には、結局日本人村に所属することなるリスクも挙げられます。日本人村(日本人街)とは、移住した日本人が集まって暮らす地域です。特にタイをはじめとする東南アジアの国では、日本人が集うエリアが存在しています。
日本人村は言葉の通じる者同士が住んでいるため安心感がありますが、異文化の中で暮らすような海外移住を夢見ていた人にとっては「日本にいるときと生活が変わらない」と感じることも。「移住せず日本にいたままのほうが、サービスやインフラなどが整備されており暮らしやすかった」と残念に思ってしまうケースもあるでしょう。
やってよかった!海外移住のメリットとは
何かと理由を挙げられて「やめとけ」と言われがちな海外移住。しかし困難や課題を乗り越えれば、日本では得られないような特別な経験が待っています。ここでは、海外移住ならではのメリットをご紹介します。「やめとけ」という声が気になる人は、ぜひメリットも知った上でデメリットとの天秤にかけてみましょう。
異文化に触れることができる
海外移住のメリットとして、異文化に触れられることが挙げられます。日本から一歩外に出れば、国内では出会えないような価値観・風土・宗教観・食文化・国民性に出会えます。グローバル化が進む中でも、実際にその土地に住んでみなければわからない文化は多いものです。
自分の肌や五感で異文化を感じることで、視野がどんどん広がり人間的な成長を感じられます。たとえ夢半ばで挫折し帰国した場合でも、海外移住によって得られたかけがえのない財産は、長い人生における強力な武器となるでしょう。
グローバルな仕事の仕方を学ぶことができる
グローバルな仕事の仕方を学べることも、海外移住のメリットです。日本と海外では、労働に対する考え方が大きく異なります。また社会の変容によって、グローバルスタンダードも変化していくものです。
チップ文化や独特な福利厚生、リモート勤務のあり方、長期休暇、能力至上主義など、国やビジネスによって働き方には異なる特徴があります。ときには「自分とは合わない」と感じることがあっても、世界の働き方を体験できることは大きな財産です。
言葉を理解するために自ら言語を学ぶ意欲が出る
海外移住における大きな課題の一つが、言語です。海外で本格的にビジネスを展開していくためには、基本的に現地の公用語を覚える必要があります。言葉を覚えられなければ、仕事や日常生活はもちろん、緊急時や体調不良時などの対応も困難です。
つまり海外移住において、言語能力は快適かつ安全にその国で暮らすための能力といえるでしょう。自分らしく納得感のある生活を送るためには、一定以上の語学力は必須です。自ら言語を学ぶモチベーションが上がることも、海外移住のメリットといえるでしょう。
行動力や積極性が上がる
海外移住の経験を経ることで、行動力や積極性が上がります。なぜなら海外では、自己主張をしない人=意見がない人という見方をされるからです。日本では謙虚さや遠慮を美徳とする価値観がありますが、海外では基本的に通用しません。
自分の存在をアピールするためには、自己発信をする必要があります。相手と対等なコミュニケーションをするためには、自らの意見や存在を主張する力が求められるのです。その結果、もともと内気な人でも行動力が高まり、何事にも積極性や主体性を持てるようになります。
挑戦したことにより、自分に自信がつく
海外移住に挑戦すると、自分に自信がつくこともメリットです。海外移住を実現するために必要なタスクは多いもの。たとえば資金調達や住む家探し、仕事探し、面接、語学習得、引越し、事務作業……。どのタスクにも、リスクや面倒さが付きまといます。
実際に移住した後も、毎日が小さな課題やストレスの連続です。乗り越えるべき問題が多いほど、挑戦・挫折・改善のプロセスを繰り返した自分への肯定感が高まります。成功体験を積み重ねることで、さらなる自分の可能性を引き出せるでしょう。
海外移住に向いていない人の特徴
ここでは、海外移住に向いていない人の特徴をご紹介します。海外移住自体は、資金や情熱さえあれば、基本的に誰にでも実行できるもの。しかし長期的な滞在では、性格や価値観によっては大きなストレスを抱えてしまいます。自分の特徴と照らし合わせながら、海外移住が現実的かどうか考えてみましょう。
その国の言語を学ぶ意欲がない
海外移住に向いていない人の特徴として、その国の言語を学ぶ意欲がないことが挙げられます。仕事や接客に必要な最低限の英語だけ覚えれば、それ以外の英語力は必要ないと考えているタイプです。
確かに、大人になってからの語学習得には多くのコストを必要とします。英語以外の義務教育で習わない言語であればなおのことです。しかし語学への意欲が低いことは、その国の人々や文化への理解を放棄することを意味しています。語学を通して文化に歩み寄る姿勢がない人は、自分にも周りにもストレスを感じさせてしまうでしょう。
仕事をしたり、収入を得るスキルがない
日本と同様に、海外での暮らしではお金の課題を乗り越える必要があります。仕事をしたり収入を得たりするスキルがない人は、海外移住をしてもすぐに資金難になってしまうでしょう。お金がなければ、住む場所も医療も娯楽も得られないのは当然のことです。
人生の大部分は、労働とともにあります。労働があるからこそ私たちは報酬を得られ、自分らしい暮らしをかなえられます。それは日本でも海外でも変わりません。海外に移住するだけで人生が劇的に変わる、ということはないのです。
自主性や行動力がない
海外で活躍するためには、日本以上に積極的な行動が必要です。自主性や行動力がない人は、海外移住に向いていないといえるでしょう。特に外資系企業に勤める際は、成果ややる気のなさは失職に直結します。
海外政府は、移住者の面倒を見てくれるお母さんのような存在ではありません。政府や自治体が展開している制度は、あくまで「主体的に移住や就労を選んだ人へのサポート」でしかないのです。自ら人生を開拓する行動力がない人は、周囲からも必要とされないままになってしまいます。
問題解決能力が低い
問題解決能力が低い人も、海外移住には向いていません。海外のサービスやビジネスは、日本よりも「良くも悪くも適当」な傾向にあります。生活面におけるトラブルの多くは、自分で解決する能力が求められるでしょう。
トラブルを業者やシステムに丸投げするタイプの人は、海外移住をすると大きなカルチャーショックを受けます。お金を出せば適切に解決してくれるケースが多い日本とは異なり、自分のことは自分でやるのが海外生活のセオリーなのです。
海外移住したい目的が曖昧
海外移住に向いていない人の特徴として、移住の目的が曖昧であることが挙げられます。短期ホームステイやワーキングホリデーなどであれば、目的が曖昧でも海外渡航の人生経験として役立つものです。しかし、本格的な移住となれば話は変わります。
移住とは、生活や暮らしの拠点を移すことです。そして日本は、世界トップクラスに治安や衛生観念・医療・食事のレベルが高い国でもあります。動機が不足したまま海外移住をすると、住み慣れた日本を手放したことを後悔するなど、ネガティブな気持ちを抱えてしまうでしょう。
日本人が海外移住したときの現実
ここでは、日本人に人気の海外移住先と特徴をご紹介します。「海外移住はやめとけ」と言う人は、海外の劣悪な環境や高額な税金などを連想していることも。国ごとのメリット・デメリットを明確に把握し、少ないストレスで移住できる国を探してみましょう。
アメリカ|労働環境が良く、価値観が多様になる
アメリカは、医療・教育・エンタメ・IT業界など、あらゆる領域において世界最先端の技術を有している国です。労働環境が良いことも魅力で、さまざまな出自や民族の人々が集い生活しているため、移住することで価値観が広がっていきます。
「アメリカンドリーム」という言葉の通り、努力を重ねて実力を磨くことで、ビジネスチャンスが無限に存在していることも大きなメリット。移民の国であるため日本人の移住者も溶け込みやすく、都市部では日本食レストランも多く展開されています。
マレーシア|インフラが整っており、物価が安い
マレーシアは、比較的インフラが整っており物価が安いことが魅力の国です。公用語はマレー語ですが、日常生活では英語が使えるシーンが多いのもメリットといえます。他民族国家であるため、さまざまな民族の文化に触れられるのもマレーシアの特徴です。
またマレーシアには、メイドを雇う文化が浸透しています。マレーシアに住む多くの日本人が、日本よりもリーズナブルにメイドを雇い、家事の負担を減らしています。虫の多さや車が必須であることをクリアできれば、住みやすい国の一つといえるでしょう。
カナダ|自然災害が少なく、住宅環境が優れている
カナダは、日本人に人気の移住先です。自然災害が少なく住宅環境が優れており、安全かつ快適な暮らしが実現できます。アメリカと同様に移民の国であるカナダは、日本人が歩いていても外国人として必要以上に特別視されることはありません。疎外感を抱かずに生活できるのは大きな魅力ですよね。
またワークライフバランスを重視している国であり、多くの人が仕事よりもプライベートを優先させます。残業や休日出勤が少ないため、家族との時間を大切にしたい人にも適した移住先です。場所によっては1年の半分以上が冬に該当するため、冬の気候やウィンタースポーツを楽しめる人には特に向いている国といえます。
海外移住する前にしておきたい9つの対策
ここでは、海外移住する前にしておきたい対策を9つご紹介します。無計画な海外移住は、資金不足やトラブルの原因になるものです。海外移住をする目的を明確に定めた上で予定日を決め、逆算しながら準備を進めていきましょう。
語学力を身につける
海外移住で「やめとけ」と言われる理由の一つでもあるのが、語学力です。言い方を変えれば、日常生活に支障のない語学力を身につけておけば、現地でトラブルが発生しても問題解決がしやすくなります。
昨今ではアプリで簡単に翻訳ができますが、移住先で就労する際は、接客や仕事中のコミュニケーションで求められる語学力は必須です。少なくとも、緊急時や体調不良時などに対応可能なレベルの語学力は身につけておきましょう。
海外移住する目的を明確にする
海外移住する際は、移住の目的を明確にする必要があります。なぜなら目的のない海外移住をすると、文化や価値観の違いによるストレスばかりが目についてしまうからです。目的意識があるからこそ、さまざまな不便を乗り越えるためのモチベーションが湧いてきます。
目的は、無理やりつくるものではありません。海外移住を決意させるほどの目的が思い浮かばない場合は「まだそのタイミングではない」と判断するのも、一つの勇気です。
どんな仕事をするか決める
海外移住を検討する際は、現地でどのような仕事をするのかをあらかじめ決めておきましょう。海外就労に特化したエージェントを活用することで、日本にいながら海外の就労先を決められます。
海外移住ではビザが必要ですが、国によってはビザの取得が容易になる職業も公開されています。やりたい仕事と現地のニーズを照らし合わせることで、自分に合う国も選別しやすくなるでしょう。
仕事に必要なスキルなど情報収集する
移住後の業種の目途が立ったら、仕事に必要なスキルに関する情報を収集します。職種によっては、専門学校の卒業実績や、専門的な資格を得ていることで、収入アップにつながる可能性もあるでしょう。
もちろん、資格は社会的な信頼度のアピールにも役立つため、就労や生活の安定のサポートにもなります。また必要なスキルによっては、数カ月程度の専門学校への通学のみで十分な可能性も。入学金や受講費などの資金面も考えつつ、計画的な学習プランが重要です。
何かあったときのためにリモートで稼ぐスキルを身につける
海外就労では、何かあったときのためにリモートで稼ぐスキルを身につけておくと安心です。たとえばWebライター・Webデザイナー・システムエンジニア・プログラマー・イラストレーターなどの仕事は、インターネット環境さえあればできます。
本業とは別にアフィリエイトサイトを立ち上げ、不労所得を得るルートを確保しておくのもよいでしょう。海外移住を決断したその時から、準備期間の報告を兼ねたブログを開設するのもおすすめです。
渡航費や当面の生活費を確保する
海外移住の準備は、渡航費や当面の生活費を確保しなければ始まりません。航空券代や現地の移動費などはもちろん、家賃・光熱費・食費などを備えておきましょう。
住居や就労先が決まっている場合でも、予期せぬトラブルが起こることを踏まえ、3カ月分の生活費を蓄えておくと安心です。また認識のズレがないように、就労先の給料の締め日や振込月のタイミングなどもあらためて確認しておきましょう。
移住後のサポートや相談先を見つけておく
海外移住では、移住後にサポートを得られる機会や相談先を見つけておくと安心につながります。たとえば現地の日系企業に就職する場合は、海外生活の不安をケアするためのカウンセリング制度や、メンター制度などが備えられている場合があります。
もちろん現地の日本大使館の場所・時間・仕組みを把握しておくことも大切です。「困ったときに電話するサポート施設リスト」を作っておくと、トラブルに対応しやすくなりますよ。
移住期間によって日本に戻ってきた後のことを考えておく
海外に移住する前に、帰国後の生活について考えておきましょう。永久に移住する予定の場合でも、何かしらの事情で帰国が必要になった際に、頼れる制度や人間関係を把握しておくことが大切です。
限定的な移住の際は、日本に持ち帰れるスキルや実績を得ているかどうかも重要です。特に情報化社会である昨今では、技術進化やトレンドの変化が目まぐるしいため、現在通用するスキルのニーズが下がる可能性も加味しましょう。
短期滞在してみる
本格的な海外移住の前に、お試し期間として短期滞在をすることが推奨されます。短期滞在では、移住先の気候・住居・公共交通機関・医療施設・教育機関など、日常生活に必要な環境を実際に体験でき、移住後の生活をイメージできます。
国内の移住であっても、まずは現地の風土や雰囲気をリサーチした上で検討しますよね。言語や文化が異なる海外であれば、より一層慎重に短期滞在をした上で検討することが望まれます。また短期滞在では、移住前に地域のネットワークがつくれることも大きなメリットです。
日本人におすすめ!海外移住先での仕事
ここでは、日本人におすすめの海外移住先での仕事をご紹介します。「海外移住はやめとけ」と言う人の中には、就労のリスクを重視している人も多いもの。海外でニーズが高い仕事や、日本語でも働きやすい仕事を見つけることで、より円滑な海外移住がかなえられるでしょう。
日系企業の営業職
海外移住先でのおすすめの仕事として、日系企業の営業職が挙げられます。同じく日系企業を相手に営業を行うケースが多いため、英語に自信がなくても就労可能なケースがあります。営業職の経験がなくても、前向きに仕事に取り組める人材であれば採用してもらえるケースも多いのが魅力です。
日本語教師
日本語のみで対応できる日本語教師も、海外移住でおすすめの仕事です。仕事に資格が必要ないスクールも多く、未経験でも働ける場合があります。特に小さな日本語センターや外国人技能実習生の送り出し期間では、日本人であれば比較的誰でも歓迎される傾向にあります。
看護師や保育士
看護師や保育士も、海外移住で歓迎されやすい仕事の一つです。中でも、海外で日本の子どもを受け入れる施設の保育士は、英語が不慣れでも働きやすいとされています。一部の国では日本の保育士資格を役立て、足りない部分を現地で取得することで、就労に必要な資格を得られる場合もあります。
バイヤー
海外就労におすすめの職業が、バイヤーです。バイヤーは、マーケティング(情報収集や市場の分析)・商談・交渉・買い付け・価格設定などの仕事をおこないます。インターネットが普及した現在では、個人でメディアを立ち上げて販路を生み出すことも可能です。
日本食料理人
日本人ならではの海外就労ルートが、日本食の料理人です。中でも寿司職人は世界的に需要が高い仕事となっており、日本人であれば信頼を得られやすいのがメリットといえます。昨今では国内の和食特化型の専門学校でも、海外就労をサポートする制度が備えられている場合もあります。
海外移住して日本食料理人になるなら飲食人大学
今回は、「海外移住はやめとけ」と言われる理由や、円滑な海外移住のために必要な要素などをご紹介しました。「海外移住はやめとけ」と言う人の中には、本気で心配してくれる人もいれば、嫉妬やお節介で言ってくる人もいます。
どれだけ「やめとけ」と言われても、最終的に判断するのは自分です。ロマンや情熱だけで衝動的に行動するのではなく、自分が海外移住したい理由や必要な資金などを明確にし、少しずつ計画的に実行していきましょう。
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