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海外に住む方法を知りたい!海外移住で必要な準備&仕事の見つけ方を解説

海外に住む方法を知りたい!仕事や家の見つけ方は?

海外に住んでみたいけれど、実際に海外移住するにはどうしたらいいのだろうか……。興味はあるけれど方法がわからず、最初の一歩を踏み出せないことがありますよね。海外に住むための流れなどがわかれば、憧れの海外移住が現実的になるはずです。

今回の記事では、海外移住の際に必要な手続きから仕事や住居の探し方まで、詳しく紹介します。ぜひ、海外に住む方法を具体的に知りたいと思ったときの参考にしてください。

海外移住で必要な準備

海外に住む前には、さまざまな準備が必要です。海外移住のための手続きは複雑に思えますが、一つひとつ丁寧にこなしていけば、それほど難しいものではありません。ここでは、海外に住むための最初の一歩として、出国前に必要な準備について紹介します。

移住する国を厳選する

まずは、海外移住先となる国を決める必要があります。当然のことながら、国によって生活の仕方はさまざまで、どの国があうかも人によって違います。治安や住みやすさ・食事・衛生面に加えて、国民性や経済状況も海外移住先の国を選ぶときの基準になるでしょう。

海外転職の求人サイトには、それぞれの国の詳しい状況が掲載されているので、情報収集をする際に参考になります。また、実際に海外移住している人のブログやSNSで、リアルな声を確認しておくのもおすすめです。

ビザとパスポートを取得する

海外移住のためには、ビザとパスポートを取得しなければなりません。他のものをすべて準備していても、パスポートがなければ日本から出られませんよね。

既にパスポートを持っている場合でも、残存期間が1年未満であれば、更新しておくことをおすすめします。海外移住後に現地の大使館で更新することも可能ですが、移住前に行うほうがスムーズでしょう。

また、ほとんどの国では、長期滞在するときにはビザが必要です。海外ではビザの種類によって活動内容が違ってくるため、自分の活動内容にあったビザを取得することが大切です。

海外転出届を提出し、住民票を抜く

1年以上海外移住する場合は、住民登録がある自治体に海外転出届を提出して、住民票を除票にします。難しく聞こえるかもしれませんが、規定の用紙に必要事項を記入して、役所の窓口に提出するだけで手続きは完了です。

また、海外転出届を提出するときに、マイナンバーカードやマイナンバー通知カードは返納します。海外移住している間は、マイナンバーは無効となるので注意が必要です。帰国後に手続きすれば、また同じマイナンバーが使えるようになります。

海外転出届を提出し、国民年金の任意加入を検討する

海外転出届を提出して住民票が抜かれると、国民年金の納付義務がなくなります。ただし、支払いをしていないぶんは将来の受給額に反映されません。

海外移住の間も、任意で国民年金の支払いが可能なので、将来受け取る額を減らしたくない場合には任意加入の手続きをしておきましょう。役所の年金課で手続きができるので、海外転出届を提出するときに一緒に手続きをしておけば手間が省けます。

住民税を納付する

住民税は、その年の1月1日に住民票の登録がある人に対して前年分が課税されます。そのため、1月1日以降に海外移住する場合は、その年に請求される住民税を納付しなければなりません。

通常、住民税は6月に請求されます。それ以前に渡航するのであれば、代わりに納付してもらう代理人を立てておくか、口座から振り替えてもらう必要があります。

どちらにしても出国前に手続きが必要なため、海外転出届を提出するときに、一緒に手続きしておくのがおすすめです。

携帯電話や住居を解約し、郵送先住所を変更する

海外移住する際は、新しく契約するものや準備するものに気をとられがちですが、解約作業も忘れないようにしなければなりません。部屋や携帯の解約手続きなどの規約をはやめに確認し、ペナルティで損をしたり契約先に迷惑をかけたりしないように、余裕をもって手続きを行いましょう。

また、行政機関や銀行、クレジットカード会社などからの郵便物を受け取るために、郵送先住所も変更しておく必要があります。実家や信頼できる友人などに郵送先になってもらえるかどうかを確認し、郵送先住所変更の手続きをしてから出国しましょう。

健康診断や歯科検診を受ける

海外移住前には、健康診断と歯科検診を受けておくことをおすすめします。移住先の国によっては、ビザや就労許可証の取得のために、健康診断が必須となっていることも少なくありません。

もし健康診断がビザや就労許可証取得に必要なかったとしても、海外移住前に自分の健康状態を把握しておくことは大切です。海外で健康診断を受けても、日本とは基準値が違うため、自分の体の状態がわかりにくくなると考えられます。

また、海外旅行保険にしてもローカルの健康保険にしても、歯科治療まではカバーされていないことがほとんどです。保険適用のない状態で歯科治療を受ければ、かなり高額になる場合があります。出国前に歯科検診を受けて、安心して海外移住できるようにしておきましょう。

海外移住における仕事の探し方

海外に住む方法のなかでも特に気になるのが、どうやって仕事を探すかではないでしょうか。海外で仕事をする方法には、現地で採用される方法と、日本国内の企業から駐在員として海外へ派遣される方法の2種類があります。

現地採用で働く場合は、就労ビザやワーキングホリデービザで海外移住することになるでしょう。海外転職サイトで仕事を探したり、人脈を使って仕事を紹介してもらったりする方法が一般的です。

一方で、日本企業に就職して、駐在員として海外に派遣される方法もあります。多くの場合、現地採用に比べて格段に待遇はよくなりますが、行先や移住期間は自分で選べません。また、ある程度経験を積んだ職員を海外に派遣することが多いため、就職してすぐに海外勤務というのは、難しい場合もあるでしょう。

海外移住における住居の探し方

海外で住居を探す方法には、出国前に探す方法と海外移住後に現地で探す方法の2種類があります。

出国前に物件探しをするのであれば、海外物件のポータルサイトを利用するのが一般的なやり方です。実際に部屋を見てから決められない点と仲介料がかかる点がデメリットといえますが、日本人スタッフを通して日本語で契約できるので、語学に不安がある人でも安心でしょう。

海外移住後に土地勘や自分のライフスタイルを確認してから部屋を決めたい場合は、しばらくコンドミニアムやサービスアパートメントに滞在しながら、部屋を探すのも一つの方法です。

コンドミニアムはキッチンや家具のついた宿泊施設で、サービスアパートメントはそこにさらに清掃などのサービスがついたものです。居心地がよければ、そのまま住むのもよいでしょう。

永住権を取得しやすい国3選

海外移住と一言でいっても、国によって生活様式はさまざまです。長く海外で暮らすことを考えているのであれば、永住権が取りやすい国を選ぶのも一つの手でしょう。

ここでは、永住権を取得しやすい海外移住先である、フィリピン・タイ・マレーシアについて解説します。

フィリピン

日本人の海外移住先として、人気が高まっているフィリピン。東南アジアのなかでも英語が通じやすいのが、日本人が住みやすいとされるポイントです。

物価が安く、日本との距離が近いのも移住先として人気の理由です。日本人移住者が増えていることで、これからますます住みやすい環境が整っていくと予想されます。

フィリピンは他の国と比較して、一般的にビザの条件が厳しくなく、特に永住権が取りやすいことで有名です。結婚や預金の条件などがなく、毎年50人に発行されるクオータービザという永住権も存在します。

タイ

タイは、世界的に見ても日本人移住者の多い国です。そのため、日本食レストランや日本人街などが充実しており、日本人が住みやすい環境が整っています。タイも日本と比較的近く直行便があるため、日本との往復がしやすい国です。

タイの永住権は、タイ政府が規定した「就労者」「投資家」「配偶者・家族」「専門家(技能者)」の条件に当てはまる人が申請できます。日常会話程度のタイ語ができることなども条件となっており、「誰でも簡単に取得できる」というわけではありませんが、他の国に比べると取得条件は厳しくありません。

マレーシア

マレーシアは、日本人の老後の海外移住先としてのイメージが強いかもしれませんが、現地で就職している若い人もたくさんいます。物価の安さと温暖な気候で過ごしやすく、料理も日本人の口にあうといわれています。

またフィリピンと同じように、東南アジアのなかでは英語が通じやすい国です。親日の人が多いのも、長期滞在するときに安心できるポイントでしょう。

マレーシアの永住権は、合法的かつ継続的に5年間居住し、所定額以上の納税者である場合に申請が可能です。また、5年間の滞在を許可するMM2Hという長期滞在ビザは、何度でも延長が可能であり、実質的に永住できるビザといえます。

海外に住む方法がわからないときは、やるべきタスクと優先順位を整理しよう

海外に住む方法がわからなくてパニックになりそうなときには、目標時期を設定して、逆算的にタスクに取り組んでいくことをおすすめします。

海外に住むために、やらなければならないことは確かにたくさんあります。しかし、一つひとつを確認すると、それほど複雑なわけではありません。時間に余裕をもって丁寧に手順を踏んでいけば、確実に準備を終えられるでしょう。

あれもこれもと一気に手をつけようとするのではなく、時間がかかりそうなものから優先して取り組み、一つずつ進めていきましょう。

海外でキャリアチェンジするなら「寿司職人」がおすすめ

これから海外移住しようと考えたとき、多くの人が現地採用での就職を目指すことになるでしょう。日本人が海外で就職するのであれば、寿司職人がおすすめです。前述したように、現地採用での就職は、駐在員としての海外派遣に比べて待遇が格段に劣ることがほとんどです。しかし寿司職人は、海外での現地就職のなかでも、日本人が高収入を目指せる仕事の一つとなります。

通常、日本で寿司職人を目指そうと思えば、長くて厳しい修業期間が必要ですよね。しかし海外であれば、未経験からでも寿司職人として成功を目指せる可能性は決して低いものではありません。また、外国の人に日本の文化を伝える仕事は、やりがいが大きい点も魅力です。

海外移住時に通用するスキルを学ぶなら「飲食人大学」

今回の記事では、海外に住む方法について具体的に紹介しました。海外移住するためには、現地で仕事を見つけるためのスキルが必要です。そして、海外で活躍するために特におすすめしたいスキルが、寿司職人としての技術です。

飲食人大学では、通常調理師専門学校で1年かけて学ぶスキルを、3ヶ月という短期間で習得していただけます。即戦力を育てる実践的なカリキュラムは、経験以上に技術が重視されることが多い海外就職にぴったりです。

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