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ワーキングホリデーはやめた方がいい?後悔する?成功する職業をご紹介

ワーキングホリデーはやめた方がいいと言われる理由は?

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、自身のキャリアの幅を広げたり、新しい価値観に出会ったりするために有効な手段の一つです。海外ならではの生活様式に触れることで、自分らしい生き方に出会うチャンスに恵まれます。

しかしワーキングホリデー経験者のなかには、ワーキングホリデーの過ごし方に後悔をしている人も少なくありません。納得感の少ないワーキングホリデーを経験した人は、ワーキングホリデー希望者に「やめた方がいい」とアドバイスする場合もあります。

とはいえ、すべてのワーキングホリデー経験者が後悔をしているわけではありませんよね。両者の違いはどこにあるのでしょうか?

今回は、ワーキングホリデーが「やめた方がいい」と言われている理由や、失敗しないワーキングホリデーのポイントなどをご紹介します。ワーキングホリデーで気をつけるべき点を押さえたうえで、納得感のある滞在期間につなげていきましょう。

ワーキングホリデーの現状とは

留学よりも低いコストで海外文化に触れられることが魅力のワーキングホリデーについて、現状ではさまざまな課題も存在しています。例として挙げられるのが、物価の高騰と雇用機会の減少です。国によっては、「ワーキングホリデー制度を使って渡航したものの、仕事が見つからないため生活がままならない」という人も多い傾向にあります。

たとえばオーストラリアは、ワーキングホリデービザの上限数を設けていないため、毎年多くの人が渡航する国の一つです。しかし昨今ではグローバル化の影響もあり、母国語を英語とする国からも多くの若者が来訪するようになりました。その結果、英語力が弱い日本の若者たちが雇用機会に恵まれないケースが増えてきているのです。

実際にオーストラリアで暮らす若者のなかには「仕事が決まっていないから満足に食料も買えない」「食料の無料配布に並ぶことで生活を維持している」という声も。またアジア人への差別や給料の中抜き、最低賃金以下の労働環境なども深刻な問題となっています。

見識を広げるためのワーキングホリデーで「ワーホリ貧困」になってしまうことで、毎日を生き抜くだけで精いっぱいになってしまった結果、渡航した目的を見失ってしまうケースも少なくありません。納得感のあるワーキングホリデーのためには、語学力の育成を含めた計画的な渡航が求められます。

後悔・失敗しない!ワーキングホリデーのポイント

ワーキングホリデーで多くの苦労をした人たちからは、「ワーキングホリデーはやめた方がいい」という声が挙がります。しかしワーキングホリデー自体は、若者のキャリアや人生観を広げるために有効な制度です。後悔のないワーキングホリデーを実現するためには、仕事選びの段階から精度を高めていく必要があります。

ここでは、失敗や後悔のないワーキングホリデーにつなげるためのポイントをご紹介します。行き当たりばったりの渡航では、生活に行き詰まり多くのストレスを抱えてしまいがちです。渡航前から幅広く情報をリサーチし、実りのあるワーキングホリデーをかなえましょう。

日本人として需要がある職業を選ぶ

ワーキングホリデーを成功に導くためには、安定した収入が求められます。しかし外国で収入を維持するためには、語学力が必要になるシーンが多いもの。そこで活用したいのが、日本人として需要がある職業です。

たとえば日本語に関連する職業は、ネイティブ話者である日本人ならではの強みがあります。寿司職人や和食料理人など日本食に関連する職業も、文化に馴染みがある日本人がアドバンテージを取れる仕事といえるでしょう。無理に不得意分野に飛び込まず、自分の強みを生かせる仕事を探すことが大切です。

働く国を正確に選定する

働く国を正確に選定することも、ワーキングホリデーを成功させるために重要なポイントです。たとえばビザ取得条件が緩い国は多くの渡航者が来訪するため、雇用先の競争率も上がっていきます。また報酬が高い国は物価も高いケースが多いため、スムーズに働けても生活に余裕がなくなってしまうリスクがあるでしょう。

結果的にはどの国で働いても相応のリスクは存在していますが、日本文化や日本料理に寛容な国を選ぶことで、比較的安心して就労できます。台湾・タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナム・シンガポールなどのアジア圏は比較的親日家が多い傾向にあるため、ワーキングホリデー先を選ぶ際の参考にしていきましょう。

自分の長所を生かせる仕事を見つける

充実したワーキングホリデーをかなえるためには、自分の長所を生かした仕事を見つけるように努めてください。専門的なスキルや特別な資格はもちろん大きな武器になりますが、ワーキングホリデーにおける強みとは定量的なスキルだけではありません。

コミュニケーション能力や適応力、判断力、リーダーシップなどの非認知能力も、渡航先で生かせる魅力的なスキルです。仕事探しを始める前に、自分の経歴を見返したり人間性を客観視したりすることによって、より充実した働き方を実現できるでしょう。

語学力を向上させる

海外の仕事では、語学力に不安があっても就労しやすい環境も多いものです。しかし当然、語学力を向上させるに越したことはありません。企業からしても、同じ能力を持っている求職者であれば、現地の母国語の語学力に長けた人材を採用するのが自然なことです。

ワーキングホリデーではフットワークの軽さも重要です。しかし準備不足で渡航した結果、語学力不足が原因で仕事に出会えなければ、滞在を途中で断念せざるを得ないケースもあるでしょう。最低限でも日常会話程度の語学力を身につけることで、より納得感のある仕事選びや滞在につながります。語学力は、自分の生活・健康・心を守る術なのです。

海外就職をサポートしてくれる企業を活用する

ワーキングホリデーを成功させるためには、海外就労に特化したエージェントや、海外での生活をサポートしてくれる企業の活用が求められます。国内でもさまざまなサービスを見つけられますが、多くのサポートのなかでも特に推奨されるのが「海外で働くための技術を身につけられる学習機関」です。

たとえば日本食・寿司の専門学校である『飲食人大学』では、海外で即戦力として活躍できる料理スキルのほかに、海外就労をサポートしてくれるコースが展開されています。就労・語学・専門スキルの不安要素をケアできる施設やサービスを選び、安心感を得た状態でワーキングホリデーを活用していきましょう。

一番重要なのは、職業選び!

ワーキングホリデーで最も重要な要素といえるのが、仕事選びです。特にワーキングホリデービザの取得条件が緩い国では、日本のアルバイトで数ヶ月程度で稼げる貯蓄さえあれば申請できてしまいます。だからこそ、現地でなかなか仕事が見つからないと焦燥感や貧困に悩まされてしまいがちです。

とはいえ、英語を母国語とする人たちと語学力で戦うためには、より入念な準備が求められます。フットワークが軽い状態でワーキングホリデーを実現するためには、自分ならではの強みを理解することが大切です。そこで注目したいのが、日本食や日本語など、日本文化に関連する職業です。

日本文化に関連する職業のなかでも、日本食レストランや寿司などのスタッフは、日本人ならではの強みを発揮しやすい傾向にあります。語学力に不安が残っていても雇用機会に恵まれやすく、日系企業も多いため、安心感を抱きながら就労しやすいでしょう。

Web上では、海外の飲食求人情報に特化したサービスも多く展開されています。まずは目当ての国から日本食に関連する求人を探し、条件をチェックしてみましょう。ただし国によっては、同じオーナー下での勤務期間に制限が設けられている可能性もあるため注意してくださいね。

海外で働くなら!おすすめの職業7選|目安給料も

ここでは、ワーキングホリデーを活用して海外で働く際に、おすすめの職業をご紹介します。ワーキングホリデーでは、現地で自由に就労できるのが魅力です。現地での労働は語学力アップにつながるだけではなく、海外文化を肌でリアルに感じる貴重な機会になります。

また類似する業種でも、国によって月収が異なる点にも注目しましょう。月収や時給が少ないように見える国では、チップの受け取りが前提になっている場合もあります。額面だけで判断せずに、実際の労働環境もリサーチしながら仕事を探してみてくださいね。

※目安給料や物価は、2024年11月現在の情報を参考にしています。実際に渡航する際は、各国の最新情報をご確認ください。

日本食レストラン ホールスタッフ

日本食レストランのホールスタッフは、語学力に不安がある人でも働きやすい仕事です。現地の人たちと直接的に交流できるため、コミュニケーションを通してその国ならではの文化と触れ合えます。また接客では語学力もアップするため、仕事と勉強を同時に行えるのも魅力です。

語学力が乏しいうちは、現地での接客に苦労しやすい点には注意が必要です。日本人に人気の観光地であれば、日本人のお客さんも多い傾向にあるため安心感が高まります。時給が低い可能性もある仕事なので、面接の際には待遇面についてリサーチしておきましょう。

国名目安給料物価
フランス月収約30~35万円1ユーロ:¥163.50
スペイン月収約40~60万円1ユーロ:¥163.48
オーストラリア時給約1,300円1ドル:¥100.94
中国月収約250~350万円1中国人民元:¥21.40
ドバイ年収約290~380万円1UAEディルハム:¥42.21
ドイツ時給約1,300~1,500円1ユーロ:¥163.53
アメリカ時給約1,160円1ドル:¥154.82

日本食レストラン シェフ

同じ日本食レストランでも、シェフ・料理人として働けるスキルを持っていれば、より良い待遇で働ける可能性が上がります。仕事自体のやりがいはもちろん、海外で日本食文化を広められるのは、料理人ならではの喜びです。特に将来的に飲食関係に従事したいと思っている人にとっては、技術向上の絶好の機会になるでしょう。

現地の食材を学べたり、賄いで食費を節約できたりする点でも、メリットの多い仕事です。国によっては、日本とは大きく異なる調理環境で働く必要があるため、慣れるのに時間がかかる場合があります。実践のなかでスキルアップするなかで、自己成長を感じられるでしょう。

国名目安給料物価
アメリカ年収約900~1,200万円1ドル:¥154.82
カナダ年収約950~1,450万円1ドル:¥110.94
中国月収約28~34万円1中国人民元:¥21.40
イタリア年収約390万円1ユーロ:¥163.50
オーストラリア年収約770万円1ドル:¥100.94
ドイツ年収約460~560万円1ユーロ:¥163.53
マレーシア年収約600万円1リンギット:¥34.00

日系のレストランホールスタッフ

日本企業が運営しているレストランは、報酬を含む待遇面が安定している傾向にあります。「最低賃金で働かされて生活できない」という不安を抱えにくい、というだけでも大きな価値があるといえるでしょう。

日本語を話せる社員や従業員が比較的多いため、語学力に不安がある人でも気軽に従事できます。その反面、語学力向上につながりにくい環境であることには留意しましょう。またキャリアの専門性に乏しいことにも注意が必要です。

国名目安給料物価
ドバイ月収約30万円1UAEディルハム:¥42.21
アメリカ年収約1,170万円1ドル:¥154.82
中国月収約25~35万円1中国人民元:¥21.40
ドイツ月収約40万円1ユーロ:¥163.53
台湾年収約600~800万円1ドル:¥4.75
メキシコ年収約380~570万円1ペソ:¥7.64
タイ年収約300~400万円1バーツ:¥4.47

カフェバリスタ・ホールスタッフ

カフェのバリスタやホールスタッフとして働くメリットとして、現地のリアルな習慣に触れられることが挙げられます。なぜならカフェはレストランと比べて、地元の人々の日常生活により密接しているからです。

現地の文化を直に感じられることで、就労可能なワーキングホリデーならではの学びを得られるでしょう。またカフェはほかの飲食店と比べてカジュアルな雰囲気で働けるため、従業員やお客さんともリラックスした関係を築けます。報酬が低めなケースが多いため、面接の際はよくリサーチしておきましょう。

国名目安給料物価
アメリカ時給約1,290円1ドル:¥154.82
カナダ時給約1,260円1ドル:¥110.94
マレーシア年収約200~330万円1リンギット:¥34.00
イギリス時給約1,310円1ポンド:¥196.16
オーストラリア時給約1,930円1ドル:¥100.94
ニュージーランド時給約1,550円1ドル:¥91.07
ドイツ時給約2,000円1ユーロ:¥163.53

ラーメン屋スタッフ

ラーメンは、寿司に次いで大きな注目を浴びている日本食です。アメリカのような大国の都市部や、アジア圏の国々では、日本発のラーメンチェーン店もどんどん拡大しています。

和食レストランのスタッフと同様に、日本の食文化を広められるのが大きなメリット。また調理と接客の両方を兼ねた働き方をする環境が多いため、専門スキルや語学力を同時に育成できるのも魅力といえるでしょう。

国名目安給料物価
カナダ年収約380万円1ドル:¥110.94
ニュージーランド月収約30~40万円1ドル:¥91.07
フィリピン月収約35万円1ペソ:¥2.63
イギリス時給約3,300円1ポンド:¥196.16
アメリカ時給約3,100円1ドル:¥154.82
ベトナム月収約40万円1ドン:¥0.0061
ドバイ年収約290~380万円1UAEディルハム:¥42.21

ラーメン屋 料理人

海外のラーメン屋では日本と同様に、「キッチンとホールで業務スタッフが分かれているパターン」と「キッチンとホールの業務を同じスタッフが担当するパターン」が存在しています。

都市部や大型店舗などのラーメン屋では、調理専門のスタッフを募集していることも。ホール専門のスタッフよりも、調理スタッフのほうが報酬が高い傾向にあります。またチップ文化のある国では、さらに報酬が増えることも期待できるでしょう。

国名目安給料物価
アメリカ年収約890万円1ドル:¥154.82
カナダ年収約450~800万円1ドル:¥110.94
マレーシア年収約510万円1リンギット:¥34.00
シンガポール月収約30~50万円1ドル:¥115.45
中国年収約300~570万円1中国人民元:¥21.40
ニュージーランド年収約460~510万円1ドル:¥91.07
ドイツ年収375~490万円1ユーロ:¥163.53

寿司職人

海外の寿司職人は、ニーズが増加傾向にある仕事の一つです。一言で寿司といっても、国によってスタイルは千差万別です。各国のなかには海産物がほぼ含まれていなかったり、フルーツや肉などをメインとした寿司が求められたりするケースもあります。

寿司職人として働く際は、日本食の顔である寿司を広めつつも、各国の文化に柔軟に対応する力が求められます。またカウンター席が設置されている店舗で働く際は、お客さんとのコミュニケーションが求められやすい点にも注意しましょう。

国名目安給料物価
アメリカ年収約810万円1ドル:¥154.82
フィリピン年収400~650万円1ぺソ:¥2.00
メキシコ年収約500~600万円1ペソ:¥7.64
中国年収約500~650万円1中国人民元:¥21.40
タイ年収約350~760万円1バーツ:¥4.47
スロベニア年収約310~400万円1ユーロ:¥163.50
マルタ月収約350万円1ユーロ:¥163.50

今がアツい!日本より海外で圧倒的に稼げる、寿司職人

日本文化に関連する数々の職業のなかでも、今特に注目度が上がっているのが寿司職人です。現在は、世界中に健康志向のブームが訪れています。そのため低脂質・低カロリー・高たんぱくの寿司は、セレブをはじめとする多くの人々に支持されています。

またグローバル化により、各国独自の文化が尊重される傾向にあるのも、寿司ブームを後押ししているといえるでしょう。実際に多くの大国の都市部には、必ずといっていいほど日本食レストランが点在しています(海外での寿司の提供は、専門店よりも日本食レストランが多い傾向)。

さらに寿司職人は、日本よりも海外で働いたほうが、収入が多くなりやすい点も魅力です。なぜなら海外は日本よりも最低賃金が高いケースが多いだけではなく、チップ文化が根付いているから。未経験から寿司職人を目指す場合ですら、海外では年収1,000万円も夢ではありません。

寿司の大きなブームにともない、現在日本でも寿司職人の専門学校が増加しつつあります。ぜひこの機会に寿司職人としての技術を学び、ワーキングホリデーで実力を発揮してみませんか?

3ヶ月で叶う!寿司職人になるには

今回は、ワーキングホリデーが「やめた方がいい」と言われる理由や、ワーキングホリデーで渡航する際におすすめの仕事をご紹介しました。ワーキングホリデーで推奨される仕事のなかに寿司職人がありますが、「寿司職人になるためには長い修業期間が必要」と思っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、現在でも昔ながらの「弟子入り修行」は存在しています。しかし国内の専門学校であれば、3ヶ月程度で寿司職人としての基礎力を得られます。多くの専門学校のなかでも、海外で働くことを検討している人はぜひ『飲食人大学』をチェックしてみましょう。

飲食人大学には、グローバルな活躍を目指す人をサポートする『海外就労コース』が展開されています。海外就労コースでは専門的な授業だけではなく、語学サポートプログラムも完備されているのが大きな魅力です。

「ワーキングホリデーで新しい自分に出会いたい」「キャリアチェンジして第二の人生を歩みたい」と思っている人は、ぜひこの機会に無料資料請求やオンライン説明会からスタートしてみてくださいね。

海外移住成功の鍵は寿司職人だった!