田畑 稀恵さん（たばた・きえ）

ピーク時に行列が絶えないフードコート人気店で正社員として活躍する、飲食人大学卒業生の田畑稀恵さん。カジュアルながらもミシュランクオリティのメニューを揃え、より多くの方に美味しい中華料理を提供する「大衆中華さわだ飯店」で、入社１ヶ月で既に即戦力として働いている彼女に、中華料理人を目指そうと思ったきっかけや、仲間と働く上で大切にしていることを聞きました。

《経歴》

前職：アメリカンチャイニーズ系の飲食店にてキッチンアルバイト

2023年6月　飲食人大学 中華マイスター専科 卒業2023年7月　三井ショッピングパーク ららぽーと門真 「大衆中華さわだ飯店」正社員

中華料理の楽しさに心惹かれる

——飲食人大学に入学されるまでの経緯を教えてください。

元々、和菓子職人に憧れがあり、製菓の専門学校で学びました。ただ、学んでいくうちに何か違うなと感じて、専門学校卒業後は製菓の道には進まず、全く違うジャンルの飲食店でキッチンバイトをしていました。そこで、初めて料理の楽しさを知りましたね。

そして、コロナ禍でキッチンバイトとして働いていた飲食店が閉店してしまい、知人の紹介でアメリカンチャイニーズ系の飲食店でキッチンバイトとして新たに働くことになりました。そこで中華料理を初めて調理してみて、興味を持ち始めました。

料理の楽しさを知ったのも、中華料理人を目指したのも、何かこれといった理由はなく、運命的な巡り合わせがきっかけでしたね。

——素敵な巡り合わせですね！飲食人大学で学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

アメリカンチャイニーズ系の飲食店では、本格的な中華料理の基礎を教わってきませんでした。なので、次のステップとして本格的な中華料理店で働こうと思った時に、中華料理の基礎からしっかり技術を習得しようと思い、入学を決めました。

3ヶ月間で確実に成長した技術力。

——実際に、飲食人大学で学んでみていかがでしたか？

「料理未経験者からでも中華料理人を目指す」カリキュラムということで、基礎はもちろん、実際の料理提供に使える応用まで、しっかり教えていただきました。

3ヶ月間で確実に成長したなと感じます。

——具体的にどのようなことを学んだのですか？

アメリカンチャイニーズ系飲食店のキッチンバイトでは、ただ鍋を振るだけの技術しか教わってこなかったのですが、学校ではそれ以外の基本技術も教えてもらったり、普段目にすることのない中華料理の本格的な食材や調味料の知識も身につけることができました。

——やはり、入学前と卒業後では、中華料理の作り方・中華鍋の振り方は変わりましたか？

はい、すごく変わりましたね。

中華鍋を「振る」だけでなく、「回す」「煽る」など、料理に合わせた色々な手法を習得できたと感じています。

繁盛店の現場で即戦力になれていると実感。

——就職されたお店の魅力を教えてください。

三井ショッピングパーク ららぽーと門真の「大衆中華さわだ飯店」に卒業後すぐ就職しました。「大衆中華さわだ飯店」は、フードコートで本格的な中華料理を食べることができる点が魅力ですね。お客様からの注文が入ってから、料理人が鍋を振って、出来立てを提供するところも魅力だと思います。

——飲食人大学の学びの中で、今の仕事に活かせていることを教えてください。

調理現場で即戦力となるように、知識や技術を教えてもらったおかげで、焦ることなく、スムーズに現場で働けていると実感しています。

——即戦力！素晴らしいですね。では、今の仕事のやりがいを教えてください。

特に休日やお昼のピーク時はとても忙しいので、常に考えて効率的に動き、営業後に売り上げを達成できた時に大きなやりがいを感じますね。

——仕事において大切にされていることは何でしょうか。

チームワークですね。キッチンメンバーには中国人のスタッフも多く、コミュニケーションが難しいこともありますが、相手の意図を理解し、効率的にチームで連携するために、何が優先されるべきかを常に考えて行動することが大切だと感じています。

技術も人としても、「頼りにされる料理人」へ 

——田畑さんの今後の目標について教えてください。

まだ入社してから1ヶ月しか経っていませんが、まずは仕事をしっかり覚えることが目標です！

今後、新しい店舗ができた際には、サポートに行けるような「頼りにされる料理人」に成長したいですね。

——最後に、中華マイスター専科の入学を検討されている方にメッセージをお願いします。

中華料理に関する経験がなくても、基礎から応用まで、講師の方々が丁寧に指導してくれるので、自信を持って入学してみてください。

飲食人大学では、無料の相談会を実施しています。具体的なコース内容、卒業後の進路など気になることがあれば、お気軽にご相談ください。