海外で働く方法が知りたい！求人情報はどこにある？

「自分のキャリアアップを目指したい」「多様な価値観に触れ視野を広げたい」など、さまざまな理由で海外勤務に挑戦したいと思っている人は多いものです。ただ、海外で働く夢はあるものの具体的にどうすればいいのかがわからず、一歩踏み出せないでいる人もいるかもしれません。

今回は、海外で働くための求人の探し方や、求人を探すときのポイントを紹介します。海外で働く夢を叶えるため、自分に合った求人情報を見つけたい人はぜひ参考にしてください。

海外で働ける求人を見つける方法

海外で働くための求人は、いろいろな方法で見つけられます。ここでは、見つけ方を3つ紹介しますので、自分に合った方法で求人を探しましょう。

日系グローバル企業に応募する

日系企業の海外進出が進み、海外に拠点を持つ企業が増えてきています。商社や損害保険会社、建設業界の企業などの海外勤務しやすい企業を確認すると、求人を見つけやすいでしょう。

求人を探す際は、相性もあるため、海外拠点がどこの国にあるのかを確認することも大切です。また、マーケターや商品開発、営業職など海外で働く機会の多い職種を希望することでチャンスをつかみやすくなります。

転職エージェントを活用する

海外で働くために、転職エージェントを活用するのも有効です。海外求人を多く取り扱っているエージェントを利用したり、希望の国がある場合は、その国の求人に強いエージェントを探したりするといいでしょう。

エージェントによって得意な分野が異なるため、いくつかのエージェントを併用し幅広い情報を収集することで、海外で働くための有益な情報を得やすくなります。

専門家のサポートを受けることは、自分に合った求人を探しやすくなったり、応募書類や面接・海外勤務をするために必要な手続きの相談をしたりすることにもつながります。

現地採用を狙い、外資系企業や現地企業に応募する

海外で働く求人の探し方として、現地の求人を自分で探し直接エントリーする方法もあります。日本にいるときから自分のペースで求人を探し準備を進められるので、見通しを立てやすい点が特徴です。

国によって面接方法などの採用までの流れが異なるため、自分で調べてしっかり準備する必要があります。現地で面接をしてから採用が決まるなど企業によって対応が異なるため、オンラインでの面接が可能かどうかなどを確認したり、交渉が必要になったりする場合もあるでしょう。

海外求人を探す際にチェックするべきポイント

ここでは、海外求人を探す際に確認すべきポイントを紹介します。

国内勤務と海外勤務では、確認するべき求人のポイントが異なります。実際に働いてみて思っていた職場と違ったということにならないよう、求人情報をしっかりチェックしましょう。

給与形態を要確認

外資系企業など現地採用の場合は、日本の規定とは給与形態が異なる場合があるため注意が必要です。給与形態が月給ではなく年給の場合があるので、求人情報をよく確認してから応募するといいでしょう。日系企業に就職して海外で働く場合、給与の決定方式は「別建て方式」「購買力補償方式」「併用方式」の3つに大きく分けられます。

「別建て方式」は、日本国内の給与とは関係なく、現地の給与基準を独自に決める方法です。「購買力補償方式」は、国内と同等の生活水準を海外で働く際も補償する考え方で、生計費指数や為替レートから適正な海外給与を算出します。「併用方式」は、日本で支給される給与をそのまま海外の基本給とする方法です。

海外で働く場合は、さまざまな手当がつくこともあります。手当は企業によって異なりますので、併せて確認するといいでしょう。

語学力によって待遇が変わることも

海外では実力主義の傾向があり、語学力が高いことが仕事につながれば評価されるケースがあります。ポジションにもよりますが、語学力が高いことで任せられる仕事の幅が広がり、大きなプロジェクトに参加できれば好待遇を狙えます。

語学力を活用して勤務したい場合は、自分のスキルを活かせる仕事がある企業を選び、面接時に語学力を活かしたいことを伝えるといいでしょう。

国の文化や価値観を尊重できるか

海外で働く際は、違った文化や風習の中で働くことを理解する必要があります。現地には現地ならではのルールやマナーがあり、現地の人と一緒に勤務するときは、相手の価値観を知り尊重することが重要です。

多様性を認め尊重することで、現地の取引先やお客様と円滑なコミュニケーションを図れるようになるでしょう。慣れない風習や文化などで戸惑うこともあるかもしれませんが、海外で働くことでしか得られない経験だと思い、成長の糧にしましょう。

日本語しか話せなくても働ける職業の例

ここでは、日本語のみで勤務できる職業を紹介します。

海外では、英語や現地の言語が話せなくても勤務できる職業があります。日本人というアドバンテージを活かして、海外で働く夢を叶えましょう。

日本食レストランの従業員や料理人

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている和食は、海外でも高く評価されており、日本食レストランの人気が高まっています。日本人というアドバンテージを活かして勤務でき、従業員や利用客も日本人が多いことから、日本語のみを使用して勤務しやすい環境です。

日本食レストランの求人は見つけやすく、特に寿司職人の需要が高まっていることから、海外へ挑戦するチャンスが多いといえるでしょう。

海外で働く前に知識や技術を身に着けておくと、余裕を持って海外生活をスタートさせられます。

日系企業の事務・コールセンター

日系企業の海外進出が増え、海外に拠点を設けている企業もあります。日本人スタッフの割合が多く、日本語を使用して勤務しやすい環境です。

さまざまな職種の中でも、コールセンターや事務は日本語のみで対応できる場合が多くなります。コールセンターは基本的に顧客が日本人のため、ほぼ日本語のみで勤務可能です。

お客様や取引先と直接やり取りする機会の少ない事務も、日本語を使用して勤務できます。仕事内容は国内勤務と変わらないケースが多いため、事務経験のスキルを活かせるでしょう。

日本語のみで可の日本語講師

日本語講師は、日本人であることを活かして勤務ができる職業です。日本にある英会話教室の外国人講師が、日本語を使用せず英語で授業するように、外国人に対して日本語のみで対応できるケースがあります。

日本人観光客が多い地域や親日国では日本語を学びたい人が多く、日本語講師の需要があるでしょう。

日本人であれば可という求人もあれば、教えるための資格などが必要な求人もあるため、募集要項を確認する必要があります。

日本人向け保育士・ベビーシッター

家族で海外移住や転勤をする人もいるため、日本人向けの保育士・ベビーシッターも需要があります。子供は現地の言葉がわからず、急な環境の変化にストレスを感じることもあるため、母国語でコミュニケーションが取れる保育士等を探している現地日本人は少なくありません。

日本人向けの保育士・ベビーシッターは、日本の習慣や文化、言語を教えられる先生としても人気があり、日本で生活した経験を活かして働けるでしょう。

海外で働くスキルを得るなら「飲食人大学」

今回は、海外で働く際の求人の探し方や海外求人のチェックポイントを紹介しました。

日本人としてのアドバンテージを活かしやすい職業は、海外で挑戦したい人におすすめです。特に、和食に対しての評価が上がる中で、日本食レストランで勤務できる人材に対しての需要が高まっています。

挑戦したいものの不安があるという人は、飲食人大学で知識や技術を学ぶと安心です。飲食人大学では、現場で通用するような実践的な知識や技術を短時間で学べ、情報収集や海外での生活相談もできます。

飲食人大学や転職エージェントなどを活用し、数多くある求人の中から自分に合った求人を見つけていきましょう。