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海外旅行で物価が安い国ランキング!特徴や滞在しやすさを詳しく解説

海外旅行に行きたい!物価が安い国はどこ?

海外旅行と聞くと、ものすごく費用がかかるイメージを持つ人もいるでしょう。確かに、円安のときに物価の高い国で海外旅行をするのは少し大変です。しかし、世界には少ない費用で海外旅行が楽しめる物価が安い国もたくさん存在します。

物価が安い国での海外旅行であれば、食事やショッピング、エステなどを思い切り楽しめ、いつもより贅沢な気分を味わえるはずです。

本記事では、海外旅行で物価が安い国のランキングや、特徴・滞在のしやすさなどを解説していきます。

海外旅行で物価が安い国ランキング

まずは、海外旅行の費用が安い国についてランキング形式で紹介します。ただし、現地の物価は円安・円高かどうかや時世などによって変動するのでご注意ください。海外旅行におすすめの物価が安い国は、以下の通りです。

1位:エジプト

ギザのピラミッドやルクソール神殿など、多くの有名な古代遺跡を持つエジプトは、魅力的な海外旅行先の一つですよね。「いつか行ってみたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そんなエジプトは物価が安い国であり、エジプトの物価は日本の3分の1から半分ほどといわれています。ただし、食費や宿泊費は安くすむものの、観光スポットへの入場料は物価に対して高い傾向があります。また日本から遠いため、海外旅行に必要な航空券代も高めになることには注意しましょう。

2位:ネパール

美しいヒマラヤ山脈の絶景が広がるネパールも、人気の海外旅行先です。ネパールの物価は日本の3分の1から半分ほどで、世界的にも物価が安い国として知られています。

30以上の民族が生活しており、それぞれの民族が持つ独自の文化がつくりだす街並みがネパールの魅力です。6月と9月の雨季は、ネパールへの海外旅行にかかる渡航費や宿泊費を特に安くおさえられます。折り畳み傘が必要で少し不便かもしれませんが、ずっと雨が続いて観光が楽しめないことはめったにありません。

3位:インド

経済成長が著しく年々物価が上昇しているインドですが、それでもまだ世界的に見ると物価が安い国の一つです。美しいタージマハルが知られており、ぜひ一度本物を見てみたいですよね。

インドは物価が安いため長期滞在しやすい海外旅行先で、首都のデリーだけでなく、アグラやジャイプールなどの北インドをめぐる旅が人気のコースとなっています。

インドへの海外旅行では、乗り継ぎをすることで航空券を安くおさえられるでしょう。気温が上がる4月から6月は旅費が安くなりますが、しっかりと暑さ対策をする必要があります。現地ではスリやひったくり、詐欺が多く、治安はあまりよくありません。一人歩きは避けるようにしましょう。

4位:ベトナム

フランスや中国の影響を受けた独自の街並みや食文化が魅力のベトナムも、安い費用で楽しめる海外旅行先です。日本から直行便で5時間ほどで行ける近さや時差が少ない点も、海外旅行でベトナムに行きやすいポイントといえます。

ベトナム人は手先が器用で、刺繍やカゴなどのかわいい小物がお土産として外国人に人気です。美容大国でもあり、エステやネイルも安い値段でたっぷり楽しめます。コーヒーやお茶が有名なベトナムにはかわいいカフェが多く、カフェ巡りがすきな方にもおすすめです。

5位:ラオス

古都や世界遺産など歴史を感じられる観光スポットを多く持つラオスは、見どころの多い海外旅行先です。信仰心のあつい人が多く、歴史ある仏教寺院も数多く残っています。他の国と比べて珍しい点に、無料の観光スポットが多いことがあげられます。

日本から近い東南アジアに位置し、物価も安い国であるラオスへの海外旅行は、全体の旅費を安くおさえられます。ラオスへの海外旅行が特に安い時期は、5月から10月の雨季です。ただし、街歩き中心の観光がしたい場合には、雨季のラオスへの海外旅行は不便かもしれません。

6位:カンボジア

アンコールワットで有名なカンボジアも、海外旅行先として人気の物価が安い国です。アンコールワット以外にも首都プノンペンの王宮や壮大な遺跡など、歴史を感じられる神秘的な観光スポットがたくさん存在します。

熱帯雨林や山々など、壮大で豊かな自然もカンボジアならではの魅力です。日本では体験できないような非日常の雰囲気を楽しめるでしょう。旅行会社の海外旅行ツアーが安くなる1月は、カンボジアでは乾季にあたり、ここがベストシーズンだといわれています。

7位:インドネシア

インドネシアの物価は、日本の5分の1から4分の1といわれており、世界的に見ても特に物価が安い国となります。インドネシアも、東南アジア独特の温暖な気候と豊かな自然を持つ人気の海外旅行先です。外国人から特に人気の高い海外旅行先であるバリ島は、他のリゾート地にはない神秘的な雰囲気が魅力です。

日本人在住者が増えているインドネシアですが、スリやひったくりなどは日常的に発生しており、注意しなければならない治安の悪いエリアも存在します。インドネシアにかぎりませんが、被害者には女性が多いといわれています。人気のナイトスポットに出かけるときであっても、夜の一人歩きは避けましょう。

8位:フィリピン

セブ島をはじめとするリゾート地が有名なフィリピンは、日本人の海外旅行先としてだけでなく、語学留学先としても人気が高まっています。他の東南アジアの国々と同様に物価が安いことに加えて、英語が通じやすいのも海外旅行先として便利なポイントです。

ビーチリゾートの海外旅行先である印象が強いフィリピンですが、首都マニラにはスペイン統治時代を思わせる美しい街並みが広がり、都会的な雰囲気も楽しめます。

フィリピンの治安は数年前に比べてよくなってきてはいますが、やはり日本と比べるとよいとはいえません。特に夜はスリの危険性が増し、バイクで強引にひったくられるケースもあります。他の国同様、海外旅行中の夜の一人歩きは危険です。

9位:ミャンマー

物価が安い国への海外旅行先として、東南アジアのミャンマーもあげられます。国民の大半が仏教徒であるミャンマーには、世界でも有名な仏教遺跡が数多く残っています。

黄金色のパゴダと呼ばれる仏塔が有名で、街のいたるところに点在しており、特にミャンマー最大の都市ヤンゴンにはパゴダの名所が集中しています。生活感のある街並みに寺院がとけ込む風景はとても美しく、幻想的かつ神秘的で、思わず心を奪われるでしょう。

10位:トルコ

海外旅行のなかでも高い費用がかかりがちなヨーロッパ旅行ですが、トルコは比較的安く旅行を楽しめます。ヨーロッパに位置しているものの、トルコは日本より物価の安い国で、だいたい日本の3分の2程度だといわれています。

西洋と東洋の文化が混ざり合うイスタンブールは、街歩きにぴったりの場所です。国土の広いトルコでは、都会的な街並みだけでなく、山や海などの自然がつくりだす壮大な絶景も満喫できます。

11位:スリランカ

異国情緒漂う街並みと豊かな自然が魅力のスリランカは、「東洋の真珠」とよばれる美しい国です。スリランカも物価の安い国で、物価は日本の3分の1から半分程度です。親日で人が優しく、日本人が海外旅行に行きやすい国だといえるでしょう。

内戦やテロ、デモの記憶が新しく治安が悪いイメージがあるかもしれませんが、最近の情勢は安定しており、比較的安全に海外旅行を楽しめます。それでも、スリやひったくりは多く、日本人旅行者が暴行や性被害にあった事例も。夜や人通りの少ない道を一人で歩かない、信頼できるタクシー会社を利用するなど、海外旅行をするうえでの最低限の注意は必要です。

12位:タイ

東南アジアのなかでも、特に日本人の海外旅行先として人気のタイ。物価は日本の3分の2程度です。物価が安い国が多い東南アジアのなかではタイの物価は高めですが、それでも日本や欧米諸国に比べれば、物価の安い国となっています。

タイは日本人滞在者が多く、比較的治安がよく観光しやすい国です。あまり海外旅行に慣れていない人でも、気軽に異国情緒が楽しめます。グリーンカレーやトムヤムクンなど、日本人におなじみのグルメに、本場で挑戦できるのもうれしいポイントです。

13位:台湾

台湾は、日本から3時間から4時間ほどのフライトで気軽に行ける海外旅行先です。都会的でありながら物価が安い国で、便利に観光を楽しめます。海外の他の国に比べて、街がきれいで衛生的な場所が多いのも安心できるポイントでしょう。

「千と千尋の神隠し」の舞台になったことで有名な九份やカラフルな寺院、煌びやかでロマンチックな夜景など、SNSに投稿したくなるような写真映えスポットが多いのも台湾の特徴です。

14位:コロンビア

南米にも海外旅行におすすめの物価が安い国がたくさんあり、コロンビアはそのうちの一つです。治安が悪いイメージが強いかもしれませんが、以前に比べて改善されてきています。田舎のほうに足をのばすと、治安をそれほど心配せずにまわれる場所もあります。

コロンビアは主要都市以外にも、カラフルなグアタペ、幻想的なカルタヘナ、レトロなハルディンなど魅力的な街が多く存在し、見どころが満載です。またサレントという街は、「コーヒー産地の文化的景観」として世界遺産に認定されています。

15位:パラグアイ

パラグアイは、南米のなかではまだ比較的治安がよい海外旅行先です。ただし、南米自体の治安が日本に比べてよいわけではないので、安全面に注意しなければなりません。首都アスンシオンにも危険とされている地域が存在するので、事前に調べて立ち寄らないようにしましょう。

パラグアイには、珍しい動物たちが生息する湿地帯や世界遺産など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。国全体におだやかな雰囲気が漂っているため、のんびり海外旅行を楽しみたい人におすすめです。

16位:メキシコ

南米への海外旅行と聞くとハードルが高く感じますが、メキシコへは直行便が就航しており、一度のフライトで到着できます。人気の海外旅行先のなかでも物価が安い国として知られていて、南米らしいかわいい街並みや豊かな自然・古代遺跡・食文化など、幅広い楽しみ方ができる国です。

メキシコの治安はあまりよくありません。強盗や殺人などの凶悪犯罪が多発していて、治安が安定しない国です。しかし、観光地やリゾート地などの人気のエリアはしっかり警備されている傾向があり、基本的には安全です。危ない場所へは行かないようにし、警備体制が整えられている場所であっても、安全意識を高く持ちながら過ごすとよいでしょう。

物価が安い国の特徴

物価が安い国には、下記にあげたような共通する特徴がいくつか存在します。

  • 生活にかかる基本的な費用が低い
  • 天然資源が豊富
  • 物価を安定させるための政策が実施されている
  • 農業が発展している傾向にある

ここでは、それぞれの項目に関して解説していきます。

生活にかかる基本的な費用が低い

海外旅行先で物価が安いと感じることは、現地の人たちの収入や生活にかかる費用が安いことにつながります。

物価が安い国に海外旅行に行っても、外国人観光者向けのお土産店やレストランは、実際の物価と比較して高めに設定されているケースも。要するに、海外旅行に来た観光客が体感する物価より、現地の生活に関わる物価はさらに安くなると考えられます。

天然資源が豊富

天然資源が豊富な国でも、物価が安くなる場合があります。天然資源に恵まれている国は、国内の税金を安くおさえられるのが強みです。

物価の高い国で海外旅行をしているときに、信じられない値段に驚くこともありますよね。この場合、消費税によってものやサービスの値段が高くなっているケースも少なくはありません。反対に、税金が安ければ物価も安くおさえられるものです。

物価を安定させるための政策が実施されている

物価が安い国のなかには、物価を安定させる政策がとられている国も見られます。貧しくて物価が安いわけではなく、政府が金融政策や経済政策に力を入れており、安い物価を維持しているケースです。

国民の生活を安定したものとするために、物価を安い水準でおさえる政策を徹底して実施しているのでしょう。

農業が発展している傾向にある

農業が発展しており、第一次産業に従事する人の割合が多いのも、物価が安い国の特徴の一つです。

流通する食物の量が多ければ、必然的に食糧費は安くなります。生活に大きく関わる食物の金額が低いことは、物価の安さにもダイレクトにつながるでしょう。

物価が安い国に滞在するメリット

物価が安い国は海外旅行先としてだけでなく、長期滞在にもおすすめです。物価が安い国で生活するメリットには、次のようなものがあります。

  • 生活費がおさえられるため、貯金や資産運用がしやすい
  • 観光地や娯楽施設を気軽に楽しめる
  • 日本よりも多くのサービスや商品を手に取れる
  • 起業コストや運営コストが低い
  • 日本とは異なる働き方を経験できる
  • 将来的な金銭面の不安が減る

ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。

生活費がおさえられるため、貯金や資産運用がしやすい

物価の安い国に滞在する期間は、生活費をおさえられる可能性が高くなります。日本にいるときと同じかそれ以上の収入を確保できるのであれば、経済的に余裕ができるでしょう。

生活費が浮いたぶんについては、貯金や資産運用にまわせます。日本にいるときに金銭的な問題を感じていた場合には、抱えていた不安が解消されて気持ちが楽になるかもしれません。

観光地や娯楽施設を気軽に楽しめる

物価の高い国に長期で滞在すれば、費用を気にして出不精になってしまうことも。その点、物価の安い国では、観光地や娯楽施設にも気楽に足をのばせます。

海外旅行では時間に制限があるので、なかなか見たい場所や行きたい場所をすべてまわるのは難しいものです。物価の安い国に長く滞在することで、隅々まで現地のよさを体験できることでしょう。

日本よりも多くのサービスや商品を手に取れる

日本よりも物価の安い国に滞在すれば、そのぶん多くの商品やサービスを手にすることが可能です。日本で我慢していたものにも、手をのばせるかもしれません。

たとえば東南アジアの物価の安い国に住む日本人には、ホテルのようにクリーニングや朝食などのサービスがついた住居に滞在する人も多く見られます。日本でそのような手厚いサービスを受けられるのは、一部のお金持ちにかぎられますよね。物価の安い国では、日本にいたときに追われていた家事から解放されるかもしれません。

起業コストや運営コストが低い

物価の安い国で起業することによって、コストをおさえられる可能性があります。初期投資にまわせる費用がかぎられている場合には、物価の安い国での起業を検討するのも一つの方法でしょう。

また、現地に事務所や工場を構えたり現地スタッフを雇ったりすることで、日本で運営するよりも費用をおさえて経営を続けていけると考えられます。

日本とは異なる働き方を経験できる

海外で就労すれば、日本よりもキャリアアップしやすいケースがたくさん存在します。特に物価の安い国では、日本人ブランドが活きる可能性が高くなります。

物価の安い国の日系企業で働く場合、若い人や経験の少ない人でも、現地スタッフのマネジメントを任されることが珍しくありません。また日本のように年功序列をとりいれている国は少なく、女性の社会進出も進んでいるため、評価してもらいやすい環境で能力を活かせる人もいるでしょう。

将来的な金銭面の不安が減る

物価の安い国での生活に慣れれば、将来的な金銭面での心配がやわらぎます。日本では「老後に必要なお金は〇千万円」などといわれて、プレッシャーを感じている人も多いのではないでしょうか。

少ないお金で生活できる環境を知ることは、自信につながります。また物価の安い国は、多くの場合日本ほど便利なものが揃っておらず、自然に物欲が減っていくものです。自分の生活に本当に必要なものが実は少ないことに気づき、貯蓄できる人も出てくるでしょう。

物価が安い国に移住する際の注意点

物価が安い国への移住は、海外旅行で訪れるときと違って、楽しいことばかりとはかぎりません。海外旅行以上のメリットがあるのも確かですが、大変なこともたくさんあります。

海外旅行の延長の感覚で移住すると、「こんなはずではなかった」と後悔することも。心の準備をしておくだけでもずいぶん違うため、物価が安い国で生活する際の注意点についても、事前に確認しておきましょう。

商品やサービスの質が下がりやすい

物価の低い国では、商品やサービスの質が下がることが考えられます。海外旅行先で買ったかわいいお土産が、持って帰った後にすぐ壊れてしまった経験はありませんか?海外旅行中に入ったレストランのウェイターのサービスは、日本と同じだったでしょうか?

世界的に見ても、日本はものやサービスの品質が非常に高い国です。物価の低い国で日本と同じ品質を保って生活することは、不可能に近いといえるでしょう。

たとえば、家具の角がとがっていて怪我をしたり、扉や引き出しの建て付けが悪くてスムーズに開かなかったりすることも日常茶飯事です。日本だと不良品だといってクレームをつけられるような商品が、普通に売られていることもあります。

公共インフラが整っていない可能性がある

日本では、水道や電気が当たり前に使えますよね。しかし、物価の安い国では、公共インフラが整っていることは当たり前ではありません。海外旅行で短く滞在したときには遭遇せずにすんだかもしれませんが、長く住んでいると、頻繁に水や電気がとまるケースもたくさんあります。

シャワーや水道が壊れても、日本のように早急に修理してもらえるとはかぎりません。業者に連絡しても、「週末だから」とか「営業時間ではないから」などといわれ、しばらく放っておかれることも珍しくないものです。日本人向けのバスタブのついた高級アパートでも、バスタブにはれるほどお湯がでないこともよくあります。

医療や教育の質が低い可能性がある

物価の安い国では、医療や教育の水準が日本より下がる可能性も考えられます。海外旅行の短い期間であればそれほど気にかける必要はないかもしれませんが、長く生活するのであれば、健康管理は最優先事項ともいえる大切なことですよね。大きな病気やケガをしたときにどうすべきか、移住前に対策を考えておくことが重要です。

一人で移住する場合、教育レベルの高さを気にする必要はそこまでありませんが、現地で結婚して子育てすることになるケースも考えられます。また、現地で関わる人が自分と同じ教育を受けているわけではないことも、理解しておかないと大きなストレスとなる場合があります。

日本レベルの生活をする場合、日本よりも生活費が高くなる場合がある

物価が安い国に移住すれば必然的に生活費が下がると考えがちですが、決してそうとはかぎりません。仮に現地の人とまったく同じ生活ができるのであれば、生活費はかなりおさえられるでしょう。しかし、多くの場合、物価が安い国での生活は日本よりずっと不衛生で不便です。言葉の問題もありますし、現地の人と同じようには生活できない可能性があります。

物価の安い国で日本と同じ水準の生活を維持しようとすると、日本よりお金がかかるケースも少なくはありません。現地の平均所得や生活費で判断せず、自分が生活するために必要な費用を把握しておくとよいでしょう。

インフレや発展によって物価が上がる可能性がある

物価が安い国のなかには、著しい経済成長を遂げている国が多く存在します。日本で生活していると、物価が大きく変動するイメージを持ちにくいですよね。しかし、経済成長が大きな国では、2〜3年前と物価が全然違うことが普通に起こります。経済が安定していない場合や国の情勢によっては、インフレなどによって物価が大きく上昇することも考えられます。

物価の変動が大きな国では、貨幣価値が安定しません。現地通貨を貯金していても、数年後には価値がものすごく少なくなる可能性があります。そのため、余裕がある場合は、貯金せずに投資や金の購入に現地通貨をまわすのが一般的です。貯金は、ドルや円などの変動の少ない通貨でするとよいでしょう。

生活費が安い=質素な文化の可能性がある

物価が安い国では、娯楽が少ない可能性があります。コンビニや深夜営業のレストラン、娯楽施設などが、日本のように充実していないことも。その場合、生活費は安いけれども質素な生活を求められることになるでしょう。

海外旅行中は賑やかな場所ばかりを訪れ、ガイドさんにも世話を焼いてもらえるため、日常生活の質素な部分や不便な面などは感じ取りにくいかもしれません。

華やかな場所や派手に遊ぶことが好きな人にとっては、物価が安い国での生活は苦しいものとなる場合があるでしょう。

海外移住できる仕事に就くなら「飲食人大学」

物価の安い国への海外旅行も魅力的ですが、移住すれば、より深くその国の魅力に触れられます。海外旅行先が気に入り、思わず住みたくなってしまうこともありますよね。

たとえ物価の安い国への移住であったとしても、快適に過ごそうと思うと、それなりの収入があるほうが安心です。収入を得る術が確保できれば、物価の安い国への海外移住は、それほどハードルが高いものではないでしょう。

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