海外に住む方法|永住権の取りやすい国や移住の具体的手段とは
憧れの海外移住。具体的な手段が知りたい!
海外で生活してみたい…。けれど、現実に海外移住は難しそう…。海外移住を、なんとなくハードルの高いものだと決めつけてしまってはいないでしょうか。具体的に海外に住む方法がわかれば、実はそれほど難しいものではありません。
憧れの海外移住を叶えるために、まずは海外に住む方法を知ることから始めましょう。海外に住む方法について順を追って確認すれば、夢だった海外移住がぐっと現実的なものになるはずです。
海外に住む方法の手順をわかりやすく解説
海外に住む方法を確認すると、海外移住が現実的になると同時に、海外生活に対して抱えていた不安も和らぎます。また、海外に住む方法の手順を把握してから海外移住の準備に取りかかることは、損をしたりトラブルに巻き込まれたりするのを避けるためにも有効です。
移住先の就労環境の確認・費用の把握
海外に移住して働くつもりである場合には、現地の労働環境や費用について把握しておきましょう。
たとえば、平均月収が500ドルの国で2000ドルのお給料だとしたら、「余裕で生活できる」と思うかもしれません。ですが、現地の人とまったく同じ暮らしができるでしょうか。海外で日本と同じ水準で生活しようとしたら、日本で住む以上に費用がかかることも珍しくありません。求人に掲載されている数字だけではなく、現地で生活している人のブログやSNSなどもチェックしてみるのがおすすめです。
健康診断・国際免許証の取得
海外移住前には、健康診断を受けておきましょう。ビザや就労許可証の取得のために診断結果や予防接種が必要になることも多いので、受診前に移住先の国の要件を確認しておくことを推奨します。
就業先によっては移住後に健診をする場合もありますが、海外と日本とでは基準となる数値が違うことも多いので、一度日本で健康診断を受けて健康状態を把握しておくと安心です。とくに歯科治療は海外保険適応外となる場合が多いので、歯科検診は早めに受けて治療を完了しておくのをおすすめします。
また、現地で運転が必要な場合には国際免許証も取得する必要があります。運転しない場合でも、持っておけば万が一パスポートを紛失した際の身分証明書となり心強いです。
ビザ・パスポートの取得
海外に行くためには、パスポートが必要です。そして、海外移住で一定期間以上滞在する場合には、ビザも取得しなければなりません。
長期滞在ビザは、滞在する目的や就労の内容などによって異なる国が多いです。ビザによりますが、通常発行に1ヶ月〜3ヶ月の期間がかかります。自分のビザについて確認して、早めに手続きに取りかかりましょう。大使館のHPで調べるか、心配な場合は担当者に電話やメールで問い合わせても教えてもらえるはずです。
年金・住民票など各種手続き
海外移住前には、年金や住民票などの役所での手続きもしなければなりません。海外に住むのであれば、海外転出届けを提出して、住民票を抜く手続きが必要です。住民票を登録している区役所や町役場に行って、海外に引っ越すことを伝えてください。
海外移住する場合には、国民年金の支払い義務がなくなります。もちろん払っていない分は将来受け取らないことになるため、払いたい場合には任意での支払いが可能です。払わない場合でも申告しておくことで、支払い期間には含めてもらえます。年金は、支払った額だけでなく期間も大切ですよね。しっかり手続きしておくようにしましょう
各種解約・一時滞在先の予約
海外移住する前に、部屋や携帯電話などの解約手続きも済ませておく必要があります。ただ、携帯については日本の電話番号がなくなってしまうと不便な場合もあると思います。電話番号をキープしたい場合には、維持費の安いキャリアに乗り換えるのもいいかもいれません。今使っている機種をそのまま移住先でも使いたい場合は、SIMフリーにしておくのを忘れないようにしてください。
また、海外に行ってすぐの一時滞在先も確保しなければなりません。就業先が部屋を用意してくれている場合は問題ありませんが、そうでなければ会社近くのホテルなどを予約しておきましょう。
永住権を取りやすい国
海外に長く住みたい人にとっては、ビザを更新しながら住み続けるのがストレスになる場合もありますよね。毎回「次の更新はいつだっけ?」「次も問題なく更新できるかな…」と不安を抱えているのは大変です。長く海外に住む方法として、永住権の取りやすい国を選ぶのもおすすめです。
タイ
タイは温暖な気候と物価の安さ、また日本人の滞在者が多く環境が整っていることから、日本人にとって住みやすい人気の移住先の一つです。
タイでは、就労ビザ、投資ビザ、特殊技能ビザ、配偶者ビザなどの1年間ビザを更新しながら3年間滞在すると、永住権を申請できます。タイの永住権を取得できるのは、年間100人までとされていて、日常会話レベルのタイ語の習得や過去に犯罪歴がないことなどが条件となります。
フィリピン
東南アジアのなかでも英語が通じやすいフィリピン。セブ島の英語留学が人気ですよね。日本人の移住者が年々増えており、これから住みやすくなっていくことが予想されます。
フィリピンの永住権は、特別移住退職者ビザ(SRRV)、結婚用・永住移住査証ビザ、特別割当移住査証の3種類です。そのなかで、おすすめは特別移住退職者ビザになります。多くの国で退職者ビザは50歳ごろからしか申請できないのに対して、フィリピンの退職者ビザは35歳から申請が可能です。
カナダ
豊かな自然とおおらかな国民性が魅力のカナダは、英語やフランス語の語学留学先として日本人にも人気があります。
労働力としての移民の受け入れに前向きなカナダは、永住権が取りやすい国の一つです。カナダ人と結婚して取得するファミリークラスの他に、経済移民として受け入れるエコノミッククラスの永住権が存在します。カナダでの永住権取得には英語力が必須ですが、学歴や職歴によって申請できるカテゴリーが増えてチャンスが広がります。
ニュージーランド
カナダと同じく自然豊かで治安もいいニュージーランドは、語学留学やワーキングホリデーの移住先としてのイメージが強いのではないでしょうか。基本的に永住権の取得が難しい英語圏の中で、ニュージーランドは比較的永住権を取りやすいといわれています。
ニュージーランドの永住権には、投資家部門、起業家部門、リタイアメント部門、技術移民部門の4種類。前3部門は多額の資金が必要となり、誰でも申請できるものではありません。永住権を取りやすいとされているのは技術移民部門で、英語力やニュージーランドでの技術職の内定などのいくつかの条件を満たすことによって申請できます。
オランダ
充実した社会制度や整った労働環境が魅力のオランダも人気のある海外移住先の一つです。英語が話せる人が多く、ヨーロッパの中でも日本人にとって生活しやすい国といえるでしょう。
オランダに5年以上住めば、長期的で十分な収入があり、市民統合テストに合格することで永住権を申請できます。オランダ移住は、とくにフリーランスの方におすすめです。オランダの個人事業主ビザは、日蘭通商航海条約によって条件が緩く、少額で取得できます。
ラトビア
ラトビアは、ヨーロッパの中でも物価が安く、治安が良いのが特徴です。ラトビアも生活しやすいヨーロッパの国として、人気の移住先となります。
ラトビアの長期滞在ビザは、就労ビザ、投資家ビザ、不動産投資ビザ、起業家ビザ、EUブルーカード、家族ビザの6種類です。6種類の中のどれかのビザで5年以上滞在し、ラトビア語認定試験で一定の語学力を証明できれば、永住権を申請できます。
海外に住む方法を調べて、逆算しながら準備を進めよう
海外に住む方法を具体的に知れば知るほど、海外移住の夢は、ただの夢ではなく現実化できる未来となります。自分の希望にあった移住先について調べたら、移住したい時期から逆算して準備を進めるようにしてください。
海外移住において、情報はとても大切なものです。海外に住む方法を事前にしっかり調べて準備を整えておけば、きっと想像以上に楽しい充実した海外生活を送れるでしょう。
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