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住みやすい国ランキング5選|各国の特徴やおすすめポイント・注意点も

海外移住を検討中!世界一住みやすい国はどこ?

海外移住で大きな課題となるのが、移住先の国の選定です。観光で楽しめる国が、住みやすい国だとは限りません。気候や物価、風習、食事など、幅広い観点から移住先を判断する必要があります。

今回は、日本人が住みやすい国のランキングや、住みやすい国の基準をご紹介します。国の文化が合うかどうかは、移住後の幸福やストレス値に直結するものです。新しい人生を心から楽しむために、住みやすい国の条件を考えていきましょう。

住みやすい国ランキングの判断基準

ここでは、住みやすい国ランキングの判断基準をご紹介します。日本のインフラや医療制度は、世界的に見ても非常に整っています。多くの要素において、日本以上のクオリティを求めると、移住先選びは困難になるものです。譲れない点と妥協しても構わない点を、選別することが大切でしょう。

治安や政治が安定している

移住しやすい国として、治安や政治が安定していることが挙げられます。日本は世界のなかでも治安が良い国ですが、国によっては女性が一人で歩くこともままなりません。また比較的治安が良い国でも、スリや引ったくりなどの軽犯罪は日常茶飯事というケースも。

政治が不安定な国や政教分離の考え方が根付いていない国では、異文化間の摩擦や紛争の火種が発生しやすいといえるでしょう。政治への不信感が少ない国を選ぶことは、中長期的に安定した生活ができることにつながります。

インフラが整っている

インフラが整っていることも、移住しやすい国の条件として挙げられます。とくに日本は非常にインフラが整備されている国であるため、移住先での小さな不備が大きなストレスになる可能性があるでしょう。

たとえば、国によってはシャワーのお湯がなかなか出てこなかったり、電車が時間通りに来なかったりすることは当たり前です。ただし、インフラが整っている国は税金が高い傾向にあるため、条件の擦り合わせが求められます。

ビザが取りやすい

海外移住では、永住権もしくは同等の役割を持つビザが必要です。国によってビザの取得難易度は変わるため、資産やスキルによっては希望する国への移住が難しい可能性があります。

ビザを取得する方法は、就労・起業・結婚のほか、年会費付きのリタイアメントを選ぶなどさまざまです。ビザが取りやすい国であれば、少ない資産やキャリアで海外移住をかなえられます。

日本人向けの求人が多い

日本人向けの求人が多い国は、移住しやすい国として人気です。たとえば日本人の観光客が多い国や、日本の文化が広く受け入れられている国などが挙げられます。

また日本人が多く在住している国であれば、教師や保育士、ツアーコンダクター、ホテルスタッフ、飲食店スタッフなど、選択肢が広がります。

教育・医療・介護体制が充実している

中長期的な海外移住には、教育・医療・介護体制の充実が欠かせません。とくに子どもと一緒に移住する人や、今後子どもを持ちたいと思っている人は、家族世帯への福祉が整っているかを確認しましょう。

医療費が安い国や医療体制が整っている国は、総じて税金が高い傾向にあります。また国によって保険の取り扱いも異なるため、希望する国のシステムをしっかりと確認しましょう。

日本人が住みやすい国ランキング5選

ここでは、日本人が住みやすい国ランキングを5つご紹介します。住みやすい国は、英語力やスキル、資産などによっても異なるものです。今回はあまり旅行慣れをしていない日本人でも住みやすい国を中心に紹介しますので、特徴を見比べながら自分に合う国を探していきましょう。

ベトナム

アジア圏の国は日本と気候や食文化が似ているため、全体的に住みやすい傾向にあります。なかでもベトナムは親日国であり、英語が苦手な人でも暮らしやすい点が魅力です。学校によっては、日本語を第二言語として勉強するケースもあります。

物価が安く生活費が抑えられるため、日本よりも余裕がある暮らしができるでしょう。ただしベトナムは経済発展途上にあるため、今後物価が上がる可能性も。また日常的に軽犯罪に遭遇するリスクがあるため、自己防衛の意識を高める必要があります。

デンマーク

移住先選びにおいて、優先したい要素が社会保障です。保障制度が世界レベルで整っている国として、デンマークが挙げられます。医療費は基本的にすべて税金で賄われ、妊娠や出産、手術なども無料です。

美しい風景も多いデンマークは、国民の幸福度も高く魅力的な国といえます。ただし消費税は25%、所得税も高額で、車を持つのも一苦労です(2024年1月現在)。またビザの取得条件が厳しく、一定以上の収入を国内で確保する必要があります。

オランダ

日本人が住みやすい国として、オランダも挙げられます。公用語はオランダ語ですが英語話者が多いため、基本的な英語力があれば問題なく生活できるでしょう。オランダには、個人の価値観やライフスタイルを尊重する文化が根付いているため、周囲の目を気にせずに暮らせます。

ただしオランダは、ヨーロッパのなかでも比較的物価が高めの国です。外食や公共機関の利用が多い場合、日本よりも生活費が高くなる可能性があります。また1年を通して日本よりも寒い日が多いため、防寒対策は必須です。

スイス

日本からの海外移住では、治安が良い国を選びたいですよね。スイスは世界でも治安が良い国として知られており、ホームレスが少なく街も清潔です。道路がしっかりと整備されているエリアが多く、安心して生活できるでしょう。

またスイスは、「電車が時間通り来やすい」という点でも魅力的な国です。日本の公共機関に慣れた人にとっては、うれしいポイントですよね。ただしスイスのネットショッピング事情は日本と異なり、Amazonのような大型サイトがありません。またテイクアウトできる店が少ないため、必然的に外食や自炊が増えることを認識しておきましょう。

オーストラリア

オーストラリアは、日本人にとって非常に住みやすい国の一つです。温暖で日本よりも湿度が低く、過ごしやすい環境で暮らせます。自然に恵まれている国であり、アウトドアレジャーやスポーツ、アクティビティを楽しみたい人にはピッタリです。

医療レベルが高く地震などの災害が起こりにくいことから、生活における大きな安心感を得られます。ただしビザの取得では値上げが進んでおり、余裕のある資産管理とスケジューリングが求められます。また季節が日本と逆転するため、風土への理解は必須です。

住みたい国が見つかったら「飲食人大学」でスキルを磨こう!

今回は、日本人が住みやすい国ランキングや、住みやすい国の条件をご紹介しました。多くの国ではビザの取得条件として、現地企業での雇用や資産の形成が求められます。つまり海外移住をスムーズにするためには、海外で通用するスキルを取得する必要があるのです。

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