飲食人大学

blog

寿司職人が向いている人っている?特徴やなり方、意識すべきポイントも

海外で活躍したい!寿司職人に向いているのはどんな人?

今、セカンドキャリアとして寿司職人が注目されています。寿司職人は世界中でニーズが高いと同時に、日本が寿司の発祥地であるため日本人がアドバンテージを取れる仕事です。しかし寿司職人になるためには、自分が寿司職人に向いているかどうかを客観視する必要があります。

今回は、寿司職人に向いている人の特徴や、寿司職人になるための方法をご紹介します。寿司職人は努力次第で誰でも目指せますが、性格が向いている人でないと継続は難しいかもしれません。自分の性格や特性を分析しながら、寿司職人に必要な要素を学んでいきましょう。

海外の寿司職人が注目されている理由

海外の寿司職人が注目されている理由は、主に2つあります。1つは、世界的に健康食や日本食のブームが巻き起こっていることです。とくにアジア圏ではコロナ禍の規制解除後、多くの日本食チェーンが海外に展開しています。

もう1つは、海外の寿司職人は日本国内の倍以上の報酬を得られるチャンスがあることです。日本の寿司職人の年収は約450万円ですが、海外の寿司職人なら年収1000万も夢ではありません。

参考:農林水産省「海外における日本食レストラン数の調査結果(令和5年)の公表について」

参考:求人ボックス「寿司職人の仕事の年収・時給・給料」

寿司職人になるには|国内でできる方法

寿司職人になる方法は、主に以下の2つです。

  • 店舗で修行を積む
  • 寿司の専門学校に通う

どちらもそれぞれのメリット・デメリットがあるため、特徴を理解したうえで自分に合った方法を選択していきましょう。

店舗で修行を積む

寿司職人になるための伝統的な方法が、店舗での修行です。新人の頃から現場で働けるため、プロの寿司職人の技術や接客を間近で感じれます。また経理や雑務など、調理以外の部分も学べるのがメリットです。

デメリットとしては、実際に寿司職人としてデビューするまでには長い年月が必要なことが挙げられます。寿司職人のなかでは「飯炊き3年握り8年」という言葉があるほどで、一人前として寿司を提供できるまでに約10年もの月日を要する可能性があります。

寿司の専門学校に通う

フットワークを軽くして寿司職人になりたい人には、寿司の専門学校がおすすめです。寿司の専門学校は、栄養学をはじめとする座学から実践的な内容までを幅広く学べる点がメリットです。また生徒のライフスタイルに応じて、数カ月からの短期間で技術が習得できるプランも展開されています。

寿司の専門学校では、寿司を中心に和食全般のスキルも学びます。海外の寿司職人は、寿司屋と同様に日本料理屋の従業員として就労するケースも多い傾向にあります。そのため、和食に幅広く精通することで活躍のチャンスが増えるのです。

卒業後の就職先も支援してもらえるため、就労の心配もほとんどありません。ただし現場での修行と比べると実践的なスキルが身につきにくい傾向にあります。とはいえ、長期間の修行をせずに寿司職人になれるのは大きな魅力といえるでしょう。

寿司職人に向いている人の特徴

ここでは、寿司職人に向いている人の特徴をご紹介します。昔と比べると気軽に目指しやすくなった寿司職人ですが、飲食の世界で成功するためには絶え間ない努力が必要です。寿司職人に向いている人の特徴を学び、今の自分に必要な要素を明確にしましょう。

努力家で向上心が高い

寿司職人に向いている人の特徴として、努力家で向上心が高いことが挙げられます。寿司は古くから続く文化ですが、時代の変化やトレンドによってお客さんに求められる形が変わります。とくに海外で寿司職人になりたい場合は、現地の文化を学ぶ姿勢が大切です。

日々変わりゆく寿司の形を意識し、常に学び続けられる人は寿司職人に向いている人です。寿司職人としてデビューした後も技術を磨き、繁盛する店になるための改善点を探し続けることで、長期的に寿司職人としてのキャリアを築けるでしょう。

美的感覚や感性が優れている

寿司職人に向いている人は、美的感覚や感性に優れている人です。寿司は料理であるとともに文化的な側面も大きく、寿司職人は寿司の視覚的な魅力や食に秘められた歴史も提供します。美的感覚に優れた人であれば、寿司の味覚以外の価値も届けられるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高いことも、寿司職人に向いている人の特徴です。寿司屋に来店するお客さんは、職人との会話を求めている場合もあります。お客さんが望む距離感やサービスを察することで、満足度はさらに高まるでしょう。

寿司職人になるために資格は必要?

寿司職人になるためには、特別な資格は必要ありません。しかし寿司の専門学校が発行する修了証を得ることで、寿司職人として活躍するために十分な技能を所持している証明になります。

また寿司屋を自分で開店する際は、自身が食品衛生管理者の資格を得ることで運営がスムーズになるでしょう。また調理師を名乗ったり一部の食材を調理したりするためには、調理師免許の取得が必要です。

寿司職人を目指す際に意識するべきポイント

ここでは、寿司職人を目指す際に意識すべきポイントをご紹介します。成功する寿司職人に必要な要素は、寿司を握る技術だけではありません。今の自分に足りていない要素を把握し、やるべきことを整理していきましょう。

移住先の国を厳選し、文化や風習を学ぶ

海外で寿司職人になるためには、移住先の国を厳選したうえで、文化や風習を学ぶ姿勢が必要です。たとえば国によっては、寿司といえば「握り」より「巻き」を指す場合もあります。

また国ごとの食材や気候に応じた調理が求められ、宗教や国民性によってコミュニケーションのあり方も異なります。海外で寿司職人として受け入れられるためには、現地の文化に寛容になることが大切なのです。

盛り付けやインテリアに活用するための美意識を磨く

海外で寿司職人になるためには、寿司の技術以外に美意識も磨く必要があります。お客さんがお店のリピーターになる理由は、寿司の味だけではありません。

お店自体の居心地の良さや、料理の視覚的な魅力なども、お店を好きになる要因です。盛り付けやインテリアなどに活用するために、センスや感性を高める努力を行いましょう。

海外就労に特化したサービスを活用しよう

海外で寿司職人になるためには、海外就労に特化したサービスやエージェントを活用する方法をおすすめします。「海外 寿司職人」で検索すると多くの海外求人が見つかりますが、一人で就労を進めようとすると言語や住居などさまざまなトラブルが発生する可能性があります。

海外就労に特化したサービスでは、国ごとの法律やビザの要件などの知識を提供してもらえる点がメリットです。また個別のケースに応じてカスタマイズされたサポートも期待でき、スムーズな海外就労を後押ししてもらえるでしょう。

日本で寿司職人のスキルをつけるなら「飲食人大学」

今回は、寿司職人に向いている人の特徴や、寿司職人として活躍するために必要な要素をご紹介しました。「未経験から寿司職人を目指したい」と考えている人には、寿司の技術や知識を総合的に学べる「飲食人大学」をおすすめします。

飲食人大学では、最短3カ月から学習プランを展開中です。未経験でも安心のカリキュラムを組んでおり、実技8割の現場実践型講義を行っています。寿司職人の夢を抱いている人は、ぜひこの機会にオンライン無料相談や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。