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海外移住で仕事付きの家は探せる?住み込みできる仕事や注意点などを紹介

憧れの海外移住!住み込みでできる仕事はある?

海外に移住してみたい!けれども、海外で仕事や部屋を探しガスや水道を契約して、家具を揃えて…と、いろいろなことを考えると不安になってしまいますよね。憧れの海外移住でも、しなければならないことが多すぎると、一歩踏み出すのが億劫になってしまうかもしれません。

海外移住先では、仕事付きの住まいを探して生活を送る方法もあります。今回の記事では、海外での家付き求人例や注意すべきポイントなどを詳しく解説していきます。海外移住したいと思ったときの選択肢の一つとして、ぜひ参考にしてください。

海外移住の「家付き求人」の例5選

海外に移住する際、家付きの求人を選べば、自分で部屋に関するさまざまな契約をする必要がなくなり、よりシンプルに準備を進められます。一方で家付きの仕事は、種類がある程度限られる場合も。主な家付きの仕事として、次のような場所での仕事があげられます。

  • リゾート施設
  • レストラン
  • ホテル
  • 農場・牧場
  • 工場

リゾート施設

海外のリゾート施設の求人では、施設内の一部屋を寮として提供してもらえる場合があります。特にリゾート地が市街地から離れていて通勤が困難な場合には、従業員が施設内で生活できるように配慮してくれている求人も少なくはありません。

リゾート地であれば、周囲の治安対策がされており、きちんと整備された環境になっている可能性が高いでしょう。自然に囲まれた美しい環境で生活できるのも、うれしいポイントの一つです。

レストラン

レストラン勤務でも、移住先に寮が完備されている求人が多く存在します。日系レストランの場合は英語力があまり必要ではない求人も多く、海外移住後に日本人が働きやすい仕事といえます。

レストランであれば部屋だけでなく、食事に関してもおいしいまかないが期待できますよね。海外移住後に、現地の食事が口や体にあわなくて苦労する人は少なくありません。食事の面から考えても、メリットが大きいでしょう。

また、寿司職人は日本食であるため、海外人気もかなり高くなっています。家つきの求人はもちろんのこと、自身で開業をすることも可能な職業です。

ホテル

ホテル勤務の場合には、ホテル内の一室を寮として使わせてもらえることがよくあります。ホテルは、リゾート地だけでなく観光客の多い市街地に位置していることも多く、自分の好みにあった場所のホテルを選べば快適に過ごせるでしょう。

途上国に移住する場合でも、日系ホテルやラグジュアリーホテルであれば、日本にいるときと変わらないかそれ以上のクオリティの部屋で生活できるため安心です。通勤のための交通手段を心配しなくていい点も、メリットだといえます。

農場・牧場

オーストラリアやカナダへの移住では、牧場主や農場主の家に滞在しながら労働するファームステイも人気です。ただし、かわいい動物とふれあったり楽しく作物を収穫したりする観光型のファームステイと違って、労働型の滞在にはそれなりの重労働やスキルが求められます。

体力がいる仕事なので、しっかりと準備してから臨む必要があるでしょう。もともと農業や酪農に興味がある人にとっては、たくさんのことを実践的に学べるチャンスです。

工場

海外での工場勤務の場合にも、移住先に寮が用意されているケースがよくあります。工場勤務は他の家付きの仕事と比べて高収入である場合も多く、移住先でもしっかり稼ぎたい人に向いている求人です。

作業着など仕事で必要な衣類も用意してもらえる可能性が高く、移住の荷物が少なくてすむケースも。日本でも工場勤務の経験があり慣れている場合には、家付きの求人を使うことでスムーズに移住できるでしょう。

仕事付きの家探しで注意したいポイント

いろいろなメリットがある仕事付きの住まいですが、注意しなければならないポイントも存在します。ここからは、家付きの仕事に応募する際に気をつけたい点を紹介します。

語学力が必要になる場合も

移住先の仕事の内容や立地、状況などによっては、語学力が求められる可能性もあります。仕事付きの家だからといって、生活のすべてをサポートしてもらえるとは限りません。移住先で生活していくために、どの程度の語学力が必要か事前に確認しておくことが大切でしょう。

流暢に話せる必要はなくても、最低限の語学力が必要になるケースは多々あります。また、習得のハードルが高い現地語が話せなくても、中学・高校で習うレベルの英語がわかればよいという場合もあるでしょう。

給料の内訳を要確認

仕事付きの家を契約する前には、給料の内訳を細かく確認しておくことが大切です。部屋代や生活費が、給料から天引きされる可能性があります。固定で引かれるのか、その月に使った量によって変わるのかなど、しっかりとチェックしておきましょう。

光熱費が日本よりずっと高い国もあります。また、寮から職場までの送迎がある場合でも、送迎代を給与から引かれることも。移住した後に「勘違いしていた!」という状況にならないように、少しでも気になることは遠慮せず担当者に確認することをおすすめします。

限定的な求人の可能性も

家付きの求人には、期間が限定されているものも多くあります。繁忙期だけの短期間勤務となる場合もあるので、働く期間を確認しておきましょう。

期間が限られた求人であれば、その後のキャリア形成から生活まで考えておく必要があります。仕事付きの家を探す際には、働く期間が自分の希望に沿っているかどうかを確かめることが重要です。

就労ビザが必要

海外で仕事付きの家で生活するには、基本的に就労ビザが必要です。自分でワーキングホリデービザなどを取得していくような場合でない限りは、雇用主からのビザサポートが受けられるかどうかも確かめておきましょう。

国によって違うものの、就労ビザの取得にはある程度時間がかかる可能性が高くなります。移住してすぐに働けるわけではないので、時間に余裕をもって、早めに準備を進める必要があるでしょう。

観光地で働けるとは限らない

海外に移住するというと、有名な観光地や市街地での生活を思い浮かべるかもしれませんが、必ずしも想像しているような場所で働けるとは限りません。特にリゾート施設での仕事の場合は、賑やかな場所から離れて田舎での生活を求められるケースもあります。

日本の地方での生活をイメージしていくと、海外の田舎での生活は衛生面や利便性が悪く、大変なものになることも。海外の地方都市だと情報が少ない場合もありますが、移住後に生活する場所についてはできるだけ調べ、心の準備をしておきましょう。

海外移住で仕事付きの家を探す方法

海外の家付きの求人に特化したサイトというのは、そう多くはないものです。したがって、海外転職のサポートをしてくれるエージェントに、部屋が完備された求人を探したいと伝えるのが効率的でしょう。

海外転職エージェントの担当者は自身も海外経験が豊富な人が多いので、しっかり相談に乗ってもらえます。希望通りの家付きの求人がなくても、代替案を出してもらえることもあるでしょう。

海外移住で役立つスキルを学ぶなら「飲食人大学」

今回は、海外での家付き求人例や注意すべきポイントなどを紹介しました。

海外に移住する際、仕事付きの住まいを探して移住するとよりシンプルに準備を進められます。ただし、語学力やビザの必要性などの注意点があることは覚えておくとよいでしょう。

また、海外で仕事先をスムーズに見つけるには、もちろん就きたい仕事に活かせる技術を身につけることも大切です。

飲食人大学では、短期間で日本の繊細かつ高度な飲食人としての技術を身につけるカリキュラムを用意しています。現場実践主義のカリキュラムにより、通常調理師学校で1年間かけて習得する技術を、3カ月で身につけていただけます。

実践的なスキルは、経験よりも実際の技術が重視されやすい海外就職にぴったりです。海外移住にも役立つ実践的な調理師スキルを身につけたい場合は、ぜひ飲食人大学にお問い合わせください。

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