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海外で寿司職人は厳しいって本当?メリット・デメリットや就職する方法

海外の寿司職人は厳しい?日本との違いや現実が知りたい!

寿司職人は、世界的に需要が高まっている仕事の一つです。キャリアチェンジを考える人や、海外で活躍したい人などにおすすめの職業ですが、海外の寿司職人の仕事は、日本とは異なる特徴があります。

今回は、海外の寿司職人として働くメリット・デメリットや、厳しいと言われる理由をご紹介します。海外の求人を見つける方法や、比較的ビザが取りやすい国も紹介していきますので、海外移住を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

海外で寿司職人として働くのが厳しい!と言われる理由とは…?

海外で寿司職人として働くのが厳しいと言われている理由は大きく分けて3つあります。それぞれ見ていきましょう。

言語の壁

1つ目は、言語の壁です。海外移住をして働く際は現地の言語を理解し、コミュニケーションをとる必要があります。これは日本食の料理店だからといって変わることはありません。とくに、顧客対応や同僚との意思疎通が重要な飲食業界では、言語の壁が大きな障害となります。

文化の違い

寿司を含む日本料理には独自の文化や習慣がありますが、現地の食文化や顧客の嗜好に適応する必要があります。これにはメニューの変更やサービススタイルなども含まれているため、日本とは異なるアプローチが求められることがあります。

日本の寿司店とは働き方が異なることも多いため、難しさを感じてしまう人も多いでしょう。

競争の激しさ

現在、海外の寿司職人は人気の職業となってきています。とくに寿司が人気のある海外の都市では、多くの寿司店が存在し、競争が激しいケースも。優れた技術や独自の特色を持たないと、顧客を引きつけるのが難しく、経営の安定や採用されることが困難になる場合があるでしょう。

厳しいけど人気!海外移住で寿司職人の職がすすめられる理由

ここでは、海外移住で寿司職人の仕事が勧められる理由をご紹介します。食や文化のグローバル化に伴い、寿司は多くの国で人気を集めています。海外ならではの魅力を学び、移住や就労に役立てていきましょう。

多くの国で就労ビザが取得しやすい

寿司職人は、多くの国で就労ビザが取得しやすい職業の一つです。ビザの取得方法は国によって異なりますが、永住権に相当するビザを手に入れるためには、多くの場合国内で就業・結婚・起業・投資などを行っている必要があります。

就労条件のなかでも、寿司職人は飲食業界として需要が高いことや、日本ならではの特殊技術であることから、比較的ビザが取りやすいとされています。海外移住の最初の壁となるのがビザの取得です。寿司職人の信頼性は、海外での生活をより安定させる要素になるでしょう。

日本人が優遇されやすい

寿司職人は、日本人が優遇されやすい職業でもあります。たとえば海外の寿司屋や和食レストランが寿司職人を探している場合、スキルがほぼ同じである複数人が候補に挙がっているとします。

候補のなかに日本人が含まれている場合は、高確率で日本人が選ばれるでしょう。なぜなら和食や寿司を提供するお店にとって、食の文化やディティールをより深く理解しているのは、文化の発祥地である日本だと認識するからです。日本人であるというだけで、就労にアドバンテージが取れるのは大きな魅力です。

日本食や健康食が世界的なブーム

海外移住に寿司職人が推奨される理由として、日本食や健康食が世界的なブームになっていることが挙げられます。とくにコロナ禍による規制が解除された後は、アジアを中心に日本食人気が高まっており、さまざまな企業が海外へ進出しました。

海外の大都市には高確率で寿司屋・和食屋が展開されており、雇用先に困りにくい傾向にあります。また寿司は文化としての価値が高いため、トレンドが去った後でも寿司職人の雇用は安定して残り続けるでしょう。

参考:農林水産省「海外における日本食レストラン数の調査結果(令和5年)の公表について」

海外で寿司職人として働くメリット

ここでは、海外の寿司職人として働くメリットをご紹介します。どのような分野でも、日本には日本の、海外には海外の良さがあるものです。海外ならではの特徴を学びながら、自分にあった働き方について考えてみましょう。

長期間の修行が必要ない

海外の寿司職人として働くメリットとして、長期間の修行が必要ないことが挙げられます。日本の寿司職人としてキャリアを積むためには、何年もの修業期間が求められます。修業が終わるまでは見習いとして扱われ、寿司を握れない日々が続くケースもあるでしょう。

しかし海外の場合は、数カ月程度の修行であっても「経験者」として認められやすい傾向にあります。短期間で基礎スキルさえ磨けば、実践のなかで学びを得られるのです。

日本の寿司職人よりも多くの年収を得やすい

海外の寿司職人は、日本よりも多くの年収を得やすいことがメリットです。日本国内の寿司職人の年収は、約450万円といわれています。しかし海外では、働き方次第で年収1,000万円以上も夢ではありません。

ただし豊かな生活をかなえるためには、物価や税金を踏まえた国選びが大切です。寿司職人が高収入な理由は、日本人ならではの特殊技術であることや、チップ文化があること、最低時給が日本より高い国が多いことなどが挙げられます。

参考:求人ボックス「寿司職人の仕事の年収・時給・給料」

キャリアや人生経験のアップにつながる

海外で寿司職人として働くと、キャリアや人生経験のアップにつながります。将来的に日本に帰国した際も、海外経験があれば就労先の選択肢も広がり、より自分らしい働き方がかなえられるでしょう。

海外勤務のなかで語学力を高めれば、キャリアアップ・報酬アップにもつながります。他国の文化に触れた経験は、グローバル化する社会では確実に強みになります。いつか寿司職人以外の道を選んだとしても、海外キャリアによって得られた経験・自信は大きな味方になってくれるはずです。

海外で寿司職人として働くデメリット

ここでは、海外の寿司職人として働くデメリットをご紹介しています。年収面では期待できる海外移住ですが、言葉や文化の壁は厚いものです。夢をかなえるために何が必要なのかを知り、今できることから始めていきましょう。

最低限の英語力を身につける必要がある

海外の寿司職人として働く際は、最低限の英語力を身につける必要があります。「寿司や料理を作るだけであれば語学力はいらない」と思うかもしれませんが、実は寿司職人は一定のコミュニケーション能力が求められる職業です。

たとえば、お客さんとの会話のなかで居心地の良い空間を作ったり、市場や競りで仕入れたりすることはもちろん、日常生活や医療、契約、交通などでも英語力が求められます。

現地の文化を受け入れる必要がある

現地の文化を受け入れることも、海外の寿司職人にとって大切な要素です。世界は国ごとに異なる風習・価値観・宗教観・国民性・風土が存在しています。食文化も、国ならではのカルチャーの一つです。

移住する国の文化を尊重できない人には、心地よいコミュニケーションは実践できません。相手を不快にさせるだけではなく、自分自身も生活のしにくさを感じてしまうでしょう。

日本とは異なる寿司のスキルを身につける必要がある

海外で寿司職人をする場合、日本とは異なるスキルを身につける必要があります。たとえば日本では、寿司といえば「握り」が基本です。しかし国によっては、握りよりも「巻き」が重要視されるケースがあります。

また現地ならではの食材を使ったり、現地の気候に合わせて仕込んだりする必要もあります。海外で働きはじめて、初めて日本の常識が通用しないと実感することもあるでしょう。

寿司職人の海外求人を見つける方法

ここでは、寿司職人の海外求人を見つける方法をご紹介します。海外で働くための就労情報は、日本にいても探せます。定期的に求人情報をチェックしながら、検討している国ごとの就労条件の目安を学んでみましょう。

海外や和食に特化した求人サイトを活用する

海外で就労先を探す際は、海外や和食に特化した求人サイトを活用するのがおすすめです。たとえば「海外 寿司職人 求人」で検索すると、和食料理人や職人の海外転職に強いサイトが見つかります。国内求人に特化した大手サイトでも、海外の求人を取り扱っている場合があるため、定期的にチェックしておきましょう。

海外留学後、現地で仕事を探す

長期的な海外移住や、語学力の向上を視野に入れている場合は、就労前に留学のプロセスを挟む方法もおすすめです。留学はビザを取得しやすい国が多いうえに、現地で自分の目で見ながら就労先を決められます。ただし留学には多くの費用が発生するため、ワーキングホリデーの利用も検討しましょう。

寿司の日系企業で現地採用を狙う

移住先に店舗展開している日系企業に就職先を絞り、現地採用を狙うのも一つの手段です。就職先の国を選びやすいのが大きなメリットですが、年齢や語学力によっては実現が難しいケースもあります。日系企業の現地採用を狙う場合は、転職エージェントから企業を紹介してもらうのが一般的です。

ビザを取りやすい国3選

ここでは、比較的ビザが取りやすい国を3カ国ご紹介します。ただしビザの取りやすさは、世界情勢や国の方針によって変化します。検討先の国の最新情報を確認したうえで、余裕をもってスケジューリングしましょう。

タイ

タイは、日本人がビザを取りやすい代表的な国です。日系企業が多く進出しており、親日家も多いため生活しやすい点が魅力です。タイでビザを取得する際は「ノンイミグラントB」という種類が一般的でしょう。ノンイミグラントBはビジネスビザであり、就労先を通して取得します。

マレーシア

マレーシアも親日家が多く、ビザが取りやすい国の一つです。物価が安いため、日本と同じ働き方をするだけでも比較的豊かに生活できます。4種類のビジネスビザの他、35歳以上が申請できる「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(通称:MM2H)」のビザが人気です。MM2Hは、マレーシア国内に定期預金をすることで取得できます。

フィリピン

旅行先として人気のフィリピンも、ビザを取りやすい国といえます。温暖な気候で物価も安いため、暮らしやすい生活がかなえられるでしょう。おもなビザは、ビジネスビザである「雇用ビザ」や、長期滞在ビザである「リタイアメントビザ」などが挙げられます。

海外移住を見越した寿司のスキルをつけるなら「飲食人大学」

今回は、海外の寿司職人として働くメリット・デメリットなどをご紹介しました。

海外で活躍する際に大きな問題となるのが、雇用先です。現地で職を探すのが不安だという人は、寿司の専門学校への入学をおすすめします。なぜなら専門学校に通うことで、卒業後の海外就職をサポートしてもらえるからです。

「飲食人大学」は、未経験の人でも学びやすいカリキュラムを備えた専門学校です。ライフスタイルに合わせ、幅広いプランを展開しています。ぜひこの機会に、資料請求やオンライン相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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